教科書をなくして思い悩んでいたイチくんですが、仲の良いクラスメートたちとの楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。
そんなある朝、寝坊してしまったイチくん親子。イチくんが急いで家を出ようとすると、お母さんが来週使う予定の習字道具を「忘れないように」と、早めに持たせてくれました。
無事、遅刻せずに学校に到着し、いつも通りの1日がスタートすると思っていたのですが……。
なんてだらしないんだ…!
理科の教科書に続いて、今後は算数の教科書が見当たりません!
算数の教科書も理科の教科書同様、机の中に入れたままにしていたはず……。
しかし、自分の記憶に自信がなくなったイチくんは、「ぼくはなんてだらしがないんだ!」と自分を責めてしまいます。
先生に報告すると、「次は絶対忘れないようにね」と忠告され、胸が痛みます。
算数は理科よりも授業数が多い教科。理科に加えて算数の教科書を失くしたとなると、さすがに周囲に隠し通すことは難しくなるかもしれませんね。
何か困りごとや悩みがあったとき、1人で抱え込んでしまっていては胸が苦しくなるばかり。相談することは勇気がいるものですが、思い切って信頼できる大人や親に相談することも大切です。