義母がわが家に
夫の実家は、わが家から新幹線で2時間ほどの場所にあります。
遠方のため、会うのは年に1〜2回ほどで、私たちが義実家へ行くことが多いのですが、あるとき夫が「いつもうちが行ってばかりではなく、たまには来てもらったら?」と言いました。
その提案を受け入れて、1~2年に1回くらいのペースでわが家に義母を呼ぶことになったのです。
私は掃除が苦手
しかし、正直私は泊まりにきてもらうことを負担に感じていました。その理由は、事前の掃除が大変だからです……。掃除が苦手な私は、普段の生活でも掃除を後回しにしがちで、ピカピカにするというよりは「ほどほどにきれいにしておけばよい」と割り切って掃除をしています。
しかし、義母が泊まりに来るときは、完璧に掃除をしなくてはいけないと思っていたため、毎回気が重かったのです。
ある発見が
そんなある日、義母が来ることになり「さて、やるか」と気合いを入れて掃除を始めました。風呂場のカビ取りをしていたとき、私はふと気づいたのです。
「私は義母が来るたびに『大掃除』をしているのではないか?」
今まで、義母が来る前の掃除は面倒だと思っていたのですが、その度に部屋がきれいになり気持ち良く過ごせていることに気づいたのです。
普段は適当にしている掃除でも、きちんと掃除をしようと思うからこそ、一層掃除に気合いが入ります。その結果、普段は掃除しない場所までていねいに掃除をすることとなり、わが家をきれいに保つことができています。
義母が来ることが大掃除をするきっかけになり部屋がきれいになる。そう思うと、掃除がはかどるような気がします。そして、笑顔で義母を迎えることができています。
著者/nanoka22
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