その数日後、ゴロウが体調不良を訴えてもミサキはスルー。病気にかかったゴロウを残して、ミサキはムサシを連れて実家へ帰ってしまいます。
「俺のごはんは? 飲み物は!? めちゃくちゃ苦しいんだけど!」と苛立つゴロウは、すぐさまミサキに電話をしますが……?
心配してほしかっただけなのに…
ミサキは自分が体調不良だったときの、ゴロウの対応を根に持っていました。
電話でゴロウに「何もしてくれなかったよね」と言いますが、ゴロウは頑なに謝ろうとはしません。
それどころかミサキにも非はあると言い出します……。
「ひとりで寂しいよ」と助けを求めるゴロウのことを、「ひとりなんて最高じゃん」とミサキは突き放し、自分はどれだけしんどくても、ムサシの世話を頑張っていたと伝えます。
「一人でゆっくり寝てられるんでしょ? 憎らしいほど羨ましい」
そう言い残し、電話を切りました。
ミサキの思いを聞いて「俺もしかしてやらかしてた……?」とようやく気づいたゴロウ。朦朧とする中で、今までの自分の言動を反省するのでした。
自分が相手と同じ立場になって、初めて気がつくこともありますよね。病気になったゴロウはやっとミサキの気持ちがわかったようです。
妻にやさしくしてほしかっただけと言いますが、赤ちゃんのお世話に追われ毎日寝不足の妻にとって、仮病を繰り返し育児も家事も一切せず、看病まで要求する夫がどれだけ負担だったか……ミサキの思いを汲み取り、夫として父親として、しっかりしてほしいですね。
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