記事サムネイル画像

「ぼくの…だ」なんで!?空き教室から、紛失物が見つかった!素直に喜べずモヤモヤ… #ぼくの教科書がありません 22

「ぼくの教科書がありません」第22話。小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。

さらに数日後、算数、国語の教科書まで立て続けに紛失……! けれども、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。しかしその後、「ぼくのものは誰かに盗られている」と思う決定打となる出来事が。なんと、学校のロッカーに置いたままにしている絵の具セットや習字セットまでなくなってしまったのです。

イチくんは勇気を出して友だちや先生に相談し、クラスのみんなも探すのを手伝ってくれましたが、やはりどこにも見つからず、意を決してお母さんに教科書や学用品をなくしてしまったことを伝えました。

怒られるだろうと思い謝るイチくんでしたが、お母さんは「今まで我慢してたんでしょう、よく頑張ったね」と目に涙をためてやさしく慰めてくれ、すぐに新品の学用品をそろえてくれたのです。

 

イチくんは、学用品がそろってホッとしたものの、お母さんに対する申し訳ない気持ちで胸がいっぱいに。次第に「なくしたものを諦めたくない」という強い気持ちが芽生えます。
 

そんなある日、突然クラスに上級生の女の子が訪ねてきました。そして、イチくんに「これ、あなたのじゃない?」と教科書や絵の具セット、習字道具を持ってきてくれたのです。
 

すごくうれしかった。だけど……

#ぼくの教科書がありません 22

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

#ぼくの教科書がありません 22

 

上級生いわく、イチくんの学用品は「この教室の隣の空き教室を掃除していたら、あった」とのこと。
ずっと一緒に探してくれていたクラスのみんなや、支えてくれた友だちは自分のことのように大喜びしてくれました。

 

思い入れのある学用品が出てきて安心したものの、なぜ隣の空き教室から出てきたのか、やはり何者かに盗られたのか、そして盗られた理由は何なのかなどが不明のままで、イチくんは心から喜べず、モヤモヤしてしまったのでした。

 


もし皆さんがイチくんの立場なら、紛失物が出てきたことで問題は解決したことにしますか? それとも犯人が見つかるまで、追及し続けますか?

 

>>次の話

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • 通報
      だよね。誰かが隠さなきゃそんなことろから出てこないもの
    • 通報
      嬉しいけど、犯人もわからないしなんでなのかも分からないしモヤモヤ残りますよね( ; ; )
    • 通報
      でも誰がなんのために隠したの?ってモヤモヤしますよね

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター愛すべき宇宙人

    中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

    同じジャンルの連載

    もっと見る
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    同じジャンルの
    連載を読む