病院で検査を受けると…
2023年3月の生理期間中、腹部全体の張りを感じたchunkoさん。最初はそこまで心配していなかったのですが、翌月に状況が一変。生理が始まったかと思いきや、強烈な下腹部痛と吐き気に襲われてしまって……。
2023年4月某日。下腹部の猛烈な痛みと吐き気に見舞われたchunkoさんは、翌日の終業後に近所のレディースクリニックに足を運びました。ただ、医師の判断で内診は避ける方針となり、今日のところは血液検査のみ受けることに。処方された痛み止めと漢方薬で生理痛はラクになったものの、上腹部の張りや痛みにはあまり効き目がなく、帰宅後も痛みに耐え続けたそうです。
翌日には検査結果が出て、医師曰く「白血球の数値が異常に高いのが気になる」とのこと。胃腸炎の可能性も考えたchunkoさんは内科にも相談しますが、新たな情報は得られませんでした。
さらに後日。生理を終えたchunkoさんは再びレディースクリニックを訪れ、今度は内診とガン検査、おりもの検査を受けます。すると、内診の際に受けた超音波検査で、卵巣が腫れていることが判明したのです。ちなみに、ガン検査とおりもの検査の結果は数日後に出たのですが、それらでは異常が見られなかったようです。
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「チョコレート嚢胞かもしれない」との宣告を受けたchunkoさん。チョコレート嚢胞とは子宮内膜症の一種で、卵巣に子宮内膜に似た組織ができてしまう病気です。チョコレート嚢胞では生理のたびに古い血液が卵巣内に袋状に溜まっていくことで、卵巣が腫れてしまいます。
チョコレート嚢胞の主な症状は月経痛で、症状や卵巣の腫れを考慮すると、chunkoさんがチョコレート嚢胞になっている可能性はやはり捨てきれません。手術もしくは薬物療法での治療が必要となるため、チョコレート嚢胞と確定した際には、医師とよく相談して治療方針を決めていくことになりそうです。
原案/chunkoさん
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
chunkoさんの子宮内膜症(チョコレート嚢胞)にかんする体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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