MRIの結果は…?
2023年4月某日、生理初日に猛烈な下腹部痛と吐き気に襲われたchunkoさん。婦人科と内科を受診したところ、血液検査で白血球の数値が異常に高いことが判明。生理が終わったタイミングで婦人科を訪れて超音波検査も受けると、医師から「卵巣が腫れていてチョコレート嚢胞かもしれません。大きな病院で診てもらってください」と言われてしまい……。
近所の婦人科で紹介状を書いてもらい、市内の総合病院で詳しく診てもらうことになったchunkoさん。2023年5月の生理時には、先月と同じように腹部の激痛があっただけでなく、原因不明の38度の高熱まで出てきて、大きな不安を抱えながら総合病院を受診したそうです。
そして、超音波検査と血液検査、MRIを受けた結果は、医師曰く「左卵巣に4.7cmのチョコレート嚢胞がある」とのこと。子宮内膜症は個人差が大きく中にはまれに自然治癒するケースもあるものの、基本的に子宮内膜症は生理があるかぎり、病気が進行したり再発したりするリスクがあると言われています。「この先ずっとこの病気と付き合っていかなければいけないのか……」と、チョコレート嚢胞と診断されたときのchunkoさんが抱いたショックは、相当大きかったようです。
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ちなみに、チョコレート嚢胞(子宮内膜症)の予兆にも個人差がありますが、早期発見するためには生理痛がひどくなってきた、鎮痛薬の効き目が薄れてきた、妊娠しづらいなどのサインを見逃さないことが大切です。chunkoさんの場合は「生理中におなかの張りを感じた」「生理中に激痛があった」「2年近く妊活しても妊娠しなかった」などの予兆があったとのこと。
上記のようなサインがあったからといって、絶対に子宮内膜症と言い切ることはもちろんできません。とはいえ、生理痛は子宮内膜症のほとんどの方に起こる自覚症状でもあります。以前より生理痛が重くなったと感じたときには、不安だとは思いますが時には病気を疑い、早めに婦人科で相談することが大切です。
原案/chunkoさん
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
chunkoさんの子宮内膜症(チョコレート嚢胞)にかんする体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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