夏のVゾーンの蒸れに耐えられず…
私はもともと体毛が濃く、Vゾーンの陰毛も密集していて、夏は蒸れて本当に嫌でした。しかし耐えられないというほどではなかったので、脱毛などVゾーンのケアは一度も考えたことはありませんでした。
しかし、問題は妊娠中です。暑い夏、おなかが大きい状態になると、今まで気にならなかったVゾーンの蒸れが気になり始めました。とはいえ、今まで一度もしなかった脱毛を、妊娠中におこなう勇気はありません。クリニックやサロンでも妊娠中の脱毛は受け付けていないことが多いと思います。
そこで苦肉の策として、自分の陰毛をハサミで短くカットすることに。髪用のハサミで丁寧にチョキチョキと陰毛をカットすると、Vゾーンがかなり涼しくなり、格段に快適になりました。
しかし問題はその後でした。Vゾーンが涼しくなった分、今まで陰毛で守られていた肌が直接下着に触れるため、肌がこすれてかゆくてかゆくて……。しまいには肌が痛くなってしまいました。
そこで、生まれてくる赤ちゃんのために使うはずだった、おむつかぶれ用のクリームを私のVゾーンに塗ってみると……かゆみは改善!したものの、なんだかいたたまれない気持ちになったのでした。
陰毛をカットしてせっかく涼しくなったのに、こんなことになるなんて……と悲しくなりましたが、普段はいらないと感じていた陰毛が実はVゾーンを保護してくれていたのだと気づき、それからは大切に生やしています。それ以降はカットはせず、妊娠中に陰毛が伸びて、かゆみや痛みはすっかりなくなりました。
※妊娠中は肌トラブルが起きやすく、体の負担になるため、光脱毛やレーザー脱毛は避けるようにしましょう。同様にムダ毛の自己処理もなるべく控え、やむを得ずおこなう際は、肌への負担が少ない電気シェーバーを使用しましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/森田家
著者:中野 迷子
2015年、2019年生まれの女の子の母。義両親トラブルと、ママ友トラブルに悩む。特技はビオラ、鉛筆画、イタリアンのレシピ再現。趣味はライブ、Fゲーム、子連れで遊べる場所の発掘。