下校時に迎えに行ったところ…
小学1年生になった息子。下校時はひとりで帰ってくるので、最初は私が学校の近くまで迎えに行っていました。
ある日のこと。信号の向こうで、お便りのような紙を手に持っている息子が見えました。
赤信号を待っているとき、紙を落とした息子。その瞬間、風で飛ばされるお便りを追いかけ、車道に向かって走り出したのです。
そこは交通量の多い道路で、車もビュンビュン走る場所。ハッとしましたが、赤信号で私が向こうに行くことができず、大声を出したとしても声が届かない距離。心臓が飛び出そうになりましたが、車道に出るギリギリのところで、息子はその紙を拾いました。
ただ運がよかったとしか思えず。息子には物より命が大事だから、絶対に追いかけて取りに行かないようにと話しました。
◇ ◇ ◇
小さな子どもはまだ視野が狭いことも多く、それが事故につながってしまうことも。命に関わる危険なことはしっかり話しておきたいですね。
作画/森田家
著者:尾中ぽこ
小1男児を育てるアラフォーママ。現在は在宅で仕事をしている。