3歳になった次男がキッチンに…
ある日の夕方、キッチンで夜ごはんの支度をしていたときのこと。3歳になったばかりの次男がキッチンに入ってきました。次男は好奇心旺盛で、何か新しいことを見つけるのが大好き。この日は炊飯器に興味津々でした。
そして私が目を離した隙に、彼は炊飯器のボタンを押して蓋を開けたんです。炊いている途中だったので開いた瞬間、隙間から蒸気が立ち上り……。「ダメ!」と叫びながら、私はすぐに次男を抱き上げました。
幸い、蒸気を浴びることなくキョトンとしている次男。私の心臓はバクバクです。すぐに炊飯器を子どもの手が届かない高い場所へ移動し、視界に入らないよう対処しました。
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子どもは突然、思いもよらない行動をとるのでびっくりしますよね。ヒヤリハットができるだけ少なくなるよう、家具や家電の配置には気をつけたいですね。
作画/てる子
著者:杉野こまち
長女、長男、次男を育てる3児の母。長男は自閉スペクトラム症(ASD)。在宅で仕事をしようと、執筆に挑戦中。