ベビーサークルや柵は意外と高価!
家中を歩き回り、何でも触ってしまう息子の安全面を考え、ベビーサークルや安全柵をは必要かなと思っていました。しかし、良さそうな商品は1万円以上と想像していたよりも高額でびっくり。
購入しても、息子が泣いて嫌がって使えなかったら……と思うと、1万円以上のベビーサークルや安全柵の購入をためらってしまいました。そして悩んだ結果、購入を一旦見送ることに。
節約できてよかった!?
比較的リーズナブルで良さそうなベビーサークルや安全柵に出合えないまま月日が過ぎ、息子の動きも活発になっていました。しかし、夫婦で協力しながら常に息子を見ていたので生活に大きな支障はなく……。このまま買わなくても良いのでは?と思い始めていました。
そして、大きな出費を抑えることができて節約になってよかったと思っていたとき、事件は起きてしまったのです。
あと少しズレていれば大惨事に
息子と2人で自宅にいたとき、私は息子をリビングに置いてトイレにいきました。息子はテレビに夢中だったので、大丈夫だと過信してしまったのです。すると、大きな音とともに息子の泣き声が聞こえました。慌てて駆けつけると、泣く息子のすぐそばには調理用のハサミが落ちていました。
どうやら息子は私が目を離したすきにキッチンに侵入し、届かないと思っていた引き出しに手を伸ばして調理用ハサミを落としたようでした。あと少しズレていればハサミは息子に向かって落ちていたと思います。状況を理解した私は、血の気が引きました。
私は自分が見ているから大丈夫と過信し、安全対策グッズの購入を見送ったことで息子を危険な目に遭わせてしまいました。まだ届かないだろうと思い込み、引き出しをロックしていなかったことも深い反省点です。ハサミがあと少しズレて落ちていたら……と考えると、今でも背筋がゾクッとします。一時のケチが一生の後悔に繋がることもあるのだと強く感じました。
※大人がやむを得ず赤ちゃんから少し目を離すあいだは、赤ちゃんをベビーサークルの中に入れるなど必ず安全対策を講じるようにしましょう。
著者:鮫島彩美/女性・主婦。0歳の男の子のママ。2年の不妊治療経験があり、念願の子育てを満喫中です。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています