「あれ、醤油は?」
ある日、料理中に醤油が切れていることに気がついた私は、仕事帰りの夫におつかいを頼みました。すると夫は快く了承してくれて、私は夫の帰りを待っていたのですが……。
帰宅した夫は、なぜか手ぶらでした。話を聞くと「醤油のメーカーがたくさんあってどれを買えばいいのかわからなかった。こんなに醤油のメーカーが多いとは知らなかった」とのこと。
ほかの料理に夢中で気がつかなかったのですが、私の携帯には夫からの電話が何件もかかってきていました。私と連絡が取れなかったために醤油のメーカーを確認することができず、結果何も買わずにスーパーを後にしたようなのです。
「どれでもいいからとにかく醤油を買ってきてほしかったのに」と言うと、夫は「間違っていつもと別のメーカーを買ってしまったらもったいないじゃん」と言いました。
夫婦で違いが…
たしかにわが家ではずっと同じメーカーの醤油を使っていたので、夫は「いつもと同じものを使いたいのではないか」と考えてくれたのかもしれません。
しかし、この日の料理に醤油が必ず必要で、わざわざ仕事帰りの夫に頼むほど困っていた私は「何かしら買ってきてほしかったな……」と思ってしまったのです。
また、これまで夫の前で何度も料理をしていたにもかかわらず、普段使っている醤油のメーカーを知らなかったことにも正直驚いてしまいました。
結局、夫がもう一度スーパーへ行って醤油を買ってきてくれました。
それから、夫におつかいを頼むときには、商品のメーカーまで指定して画像も一緒に送るように。私自身、常に電話に出られるようにも気を配るようになりました。
私は、メーカーがわからなくてもとりあえず何か買うタイプなので、夫が手ぶらで帰ってきたことに驚きました。これはきっと性格や考え方の違いなのだと思います。そんな考えの違いもお互いを理解し合って、仲良く生活していきたいなと思った出来事です。
著者/やん子
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