母は強し…! 俺もしっかりしないと…!
動揺する僕を見て、妻は突然何かを思い出したようです。
※寝返り前の赤ちゃんであっても、ソファなどから落下する可能性があります。転落防止のため、すべての月齢において、短時間でもソファなどには寝かせないようにしてください。
妻は出産時にもらっていた、緊急時の対応法が書かれた書類を見つけ出します。
そこには、夜間や休日の子どもの症状への対応を教えてくれたり、病院を紹介してくれたりする窓口「#8000」のことが書かれていました。
よういちさんはすぐに電話をして、現在の状況を伝え、開いている病院はないかと質問します。そして、住んでいる場所から車で15分ほどの「南病院」を紹介してもらうことに。
すでに閉院している可能性もあるので、念のため総合病院の住所や連絡先も教えてもらいました。
しかし、総合病院までは車で30分以上。最初に教えてもらった南病院がまだ開いていることを願うよういちさんなのでした。
妻の行動を見てようやく冷静さを取り戻したよういちさん。
妻が#8000の書かれた用紙のことを思い出してくれて本当によかったですね。#8000(小児救急電話相談)は、全国で厚生労働省によっておこなわれている事業。小さな子どもが休日や夜間に急に発熱したり、嘔吐したりと対応に迷った際に、小児科医師や看護師に電話相談ができるようになっています。
普段かかりつけの病院が診察外の時間だと不安になりますが、緊急でも相談できる場所があるとかなり安心ですよね。
子どもの病気やケガは予測不可能に近く、焦ってしまうもの。緊急時のために病院や連絡先が記載された紙をわかるところに貼っておくなどするといいかもしれませんね。
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監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。