公園へ水遊びをしにレッツゴー
中学3年生の夏休みのある日、私は近くの公園に彼氏と彼氏の男友だちと一緒に水遊びをしに出かけました。生理は終わりかけだったのでタンポンは挿入せず、経血が少ない日用のナプキンだけをつけて公園へ。
万が一、ナプキンに水が染みてしまってもそこまで問題ないだろうと思っていたのですが、あとになって自分の考えの甘さを痛感することになったのです。
何が当たってる? 下半身に不快感が
日が暮れてきて、水遊びを始めてからしばらく経ったころ。動いていると下半身に何かが当たる感じがしました。はじめはあまり気にならなかったのですが、時間が経つにつれて当たっている何かの存在感が強くなってきます。
正体がわからず、下着の中に虫が入ってしまったのではないかと思う私。
しかし、近くにトイレはなく、下着の中を確認することもできません。ましてや、一緒に遊んでいるのは彼氏と彼氏の男友だちだったので、それを相談できるわけもなく、違和感を頭の隅に追いやって気にしないようにすることにしました。
トイレで確認してびっくり!
そのまま下半身の違和感に我慢し続け、帰宅するなり私はすぐにトイレへ行きました。そして下着をおろすと……そこには今まで見たことがないほどパンパンに膨らんだナプキンが!
水遊びをしたことで、ナプキンが水を含んで膨らんでいたようです。ナプキンは経血を含んでも薄さをキープしているので、水を含んでも大丈夫だと思っていたのですが、そうではありませんでした。
今まで水遊びをするときは必ずタンポンを挿入していたので、こんなことになったのは初めて。水遊び中に虫が入ったのではないかと不安になっていたものの、下半身の違和感の原因はナプキンだったことに気づき、安心しました。
ナプキンは、水を含むとパンパンになることを初めて知りました。これが生理終わりかけだったからよかったのですが、万が一、生理2日目・3日目だと経血がナプキンから染みてきて、経血漏れで恥ずかしい思いをしていたかもしれません。この出来事があってからは、水遊びする際は生理の日を避けたり、タンポンを挿入したりするように心がけています。
著者/沖田彩花
作画/モリナガアメ
監修/助産師 松田玲子
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
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