老け見えポイントはまさかの足首!
クローゼットから出してきたお気に入りのワンピース。ふくらはぎの真ん中くらいまでのミモレ丈だから形の崩れが気になる膝を隠して足首が細く見えるのよね……と、その足首を見て気付きました。なんだか足首周辺が老化している気がします! 具体的には、くるぶしの骨の前辺りの皮が余ってたるんでいるような気がします。皮膚もゴワゴワとして、透明感や潤い感がありません。まるでゾウの皮膚のよう……と思わず身震いしました。
足首が老化しているなんて、完全に盲点だったのです。思えば、素足で膝を出すことをちゅうちょし始めたのは30代半ばから。40代になったばかりなのに、その先の足首すら出せなくなるのは嫌だ……と強く思ったのです。
スクラブ+保湿のケアを始めてみたら…
問題の足首周辺をなでてみると、かさつきというよりゴワつきといったほうが近い気がしました。肘や膝などと同じ関節部分ですから、ボディーケアも同じ方法で試してみることにしたのです。
まずはゴワついている角質を落とすために、粗塩でスクラブをします。塩だけでは刺激が強そうなので、以前使ってみて私の肌に合っていたアプリコットオイルに粗塩を混ぜて、お風呂でやさしくさすってみました。オイルを洗い流し、お風呂上がりに肘・膝用のボディークリームでしっかり保湿します。
関節部分なので、たちまち肌がやわらかくなったような感じはしませんでしたが、何事も継続が大切ですからスクラブとクリームのケアは週に2回程度続けることにしました。変化は思ったよりも早く表れました。2週間くらいしてから日なたで足首を見たときに、以前にはなかった透明感と肌のハリが感じられたのです。内側から発光するような透明感のある滑らかさで、たるみも目立たなくなっていました。
ホームケアと習慣の見直しで美足首に
始める前は、ゴワつきはともかく皮膚のたるみは簡単には治らないだろう……と悲観的に考えていました。しかし、アプリコットオイルと粗塩のスクラブ、ボディークリームで肌に潤いが出た結果、細かいシワが消えてハリが出て、たるみも目立たなくなったと自己分析しています。あまりこすり過ぎるのも良くなさそうなので、現在、スクラブはゴワつきが気になるときにしかしていません。
また、私は椅子よりも床座の生活のほうが好きなのですが、このくるぶし付近は正座のときに一番こすれる部分なのです。正座のときにこすれて皮膚が硬化するのがゴワつきの原因ではないかと思い至り、外出先など必要なとき以外に正座はなるべくしないことにしています。
まとめ
お気に入りのワンピースを着たことで、いきなり目に付いた足首周辺の老け見え。足首というのは完全に盲点でしたが、一度気になりだすと、かなり年齢が目立つ場所でした。
アプリコットオイルと粗塩でのスクラブ、ボディークリームでしっかり保湿するという、肘や膝、かかとなどと同じ関節部分のスキンケアで、透明感やハリが戻ってきたような気がします。乾燥やゴワつきが改善されたことで、たるみにまで効果があったのはうれしい誤算でした。また、正座など普段の生活の姿勢で、あまりこすらないように気を付けようという意識を持つことも大切かなと思いました。
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イラスト/村澤綾香
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