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所有する駐車場を借主が勝手に畑に!虫だらけになった土地を取り返したのはアレのおかげ!母の作戦とは

先日、亡くなった祖母からとある土地を相続しました。その土地はオフィス街のなかにポツンとある駐車場。車が停めにくいようで、借り手がつかず困っていました。

この駐車場は祖母の代から悩みの種で、ビルを建てる案が持ち上がったこともあったようです。しかし、ビルを建てるにも土地の形が悪く、日照権の関係もあって見送りとなりました。今のところは借り手がつかない駐車場として様子を見るしか手立てがないのです。

借り手が見つかった

そんなある日、駐車場を借りたいという電話がかかってきました。借主は駐車場の隣にあるオフィスビルに移転してきた製薬会社。全区画を借りたいという申し出は、私にとっても願ったり叶ったりです。

 

しかしずっと借り手なしだった駐車場は、特に整備もしておらず、砂利敷きの状態。ところどころ雑草も生えています。せっかく借りてくれるのに申し訳ないと思った私は、整備を申し出ましたが、「一刻も早く借りたいので砂利のままで問題ない」とのこと。少し不思議に思ったものの、無事に賃貸契約を交わしました。

 

なんでここに虫が!?

しかし数カ月後、近隣のオフィスビルから駐車場へのクレームが……。急いで現場に駆け付けた私は、とんでもない状況に愕然としました。なんと駐車場は、土を掘り起こされて草ボーボー。おまけに虫だらけで、車は1台も停まっていなかったのです。

 

急いで駐車場の借主に連絡すると、駐車場に生えているのは会社で研究中の防虫効果がある薬草なのだとか。薬草の防虫効果を試すために、大量の虫を放っていると話します。駐車場として使ってほしいと伝えると、借りている土地をどう使おうが勝手だと言われてしまいました。

 

これでは契約違反です。私は用途違反のため契約解除を申し出ました。ところが、期日になっても、借主は一向に動きを見せませんでした。

 

虫は近隣のオフィスビルに迷惑をかけ続け、クレームが止まりません。頭を抱えていた私に、母はある植物を手渡しました。「これを植えたらすべて解決だ」と言うのです。

 

母の作戦は…

しばらくすると、母の作戦通り虫はいなくなりました。借主は再び虫を放そうとしたのですがうまくいかず、ついに観念したよう。ついに土地を開け渡すこととなりました。私は、草だらけの駐車場を現状復帰する費用も会社に請求させてもらいました。この会社、何やら怪しい薬を開発していたようで、このすぐ後に警察の立ち入り調査が入っていたようです……。

 

ちなみに、母のアドバイスによって駐車場に植えたのは、繁殖力が高く虫除けとしても知られるアップルミント。決して怪しいものではありません! アップルミントが虫を全滅させてくれたのでした。

 

今では私の土地はキッチンカーが日替わりでやってくる小さな広場になり、お昼時にはたくさんの人で賑わっています。オフィスで働くみんなに喜んでもらえて嬉しい限りです。

 

 

母の知恵や植物の力に助けられましたね! 何より、良い土地の使い道が見つかってよかったです。

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