毛が白くなったら反応しないから急いで!?
ずっと気になっていた「VIO脱毛」。ネットで検索すると「40代の今こそVIO脱毛!」「将来のことを考えて介護脱毛を!」「生理のときは衛生的になりました!」という記事が背中を後押しするように、わんさか出てきますし、「白くなってしまった毛には脱毛器の光が反応しないから、毛の黒いうちに」なんてことも書かれています。
それを見て、「これはもうやるしかない!」と決意し、美容皮膚科へカウンセリングの予約をしました。「来院前に毛をツルツルにそってきてください。V(ビキニライン)はやりやすいですが、I(陰部の両側)、O(肛門周辺)の部分も鏡を見てそってきてくださいね」と言われ、可能な限りそっていきました。
恥ずかしい体勢で…いざ脱毛!
料金プランは「VIO」「Vのみ」「Iのみ」「Oのみ」で各1、3、6回コースを選べます。私は値段がお得な6回コースにしました。
個室に入るとベッドに横たわり下半身をさらけ出して股も広げて、かわいい看護師さんに施術してもらいます。「何のプレイ?」と思ってしまう体勢(笑)。特にIとOの施術では、もうされるがままです。自分のそりが甘かったようで、その場でジョリジョリとそってくれました。「ちょっと痛いかもしれません」と、レーザー照射が始まりましたが、輪ゴムでピシピシされる程度の痛みで、耐えられないほどではありませんでした。痛みに弱い人は、事前に麻酔のシールを貼ることもできるそうです。
脱毛が終わると、しばらくの間、そった部分を冷却シートで冷やします。「これからしばらく毛が抜けていく時期になります。でも、また元の状態になるので、生えそろったら次回の予約をしてください」と言われ、その日は予約をして帰りました。
脱毛後に覚えた初めての違和感
1回目の施術が終わった直後は毛をそっていることもあり、ツルッツルの状態になります。そんな状態でしばらく過ごして感じたのは、「股ってこんなに下着とぺったり接触してるんだ」ということ。そして迎えた生理の日には、「血が流れる感覚がダイレクトにわかる」と感じました。生理の日だけではなく、普段からおりものシートを着用していますが、それもなんだかぺっとり肌に付く感触があるんです。「毛って結構クッション代わりになってたのね……」と、思ったのが正直な感想でした。
まとめ
VIO脱毛の施術を受けて、しばらく毛のない状態で過ごしていましたが、私は毛によってデリケートゾーンが保護されている状態のほうが安心できる、と気付きました。脱毛を続けようか悩んだ結果、「閉経したら、そのとき考えよう」という結論に至り、VIO脱毛はキャンセルすることに。今回は、いきなり脱毛にチャレンジしましたが、一度、自分でそってその状態で生活してみてから決めればよかったと思いました。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/もふたむ
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