性交痛という言葉を知った日
初体験だけでなく、その後も彼と夜の営みをするたびに痛みに悩まされていた私。
ある日、痛みについてネットで調べていると「性交痛」という言葉が出てきました。性交痛とは、その名の通り性行為中の痛みを指すと書いてあり、「私以外にも痛みを感じている人がいるんだ」と安心しました。
ネットの情報によると、性交痛はストレスや緊張、前戯の不十分が原因で起こるとのこと。私はまだ夜の営みに慣れてないこともあり、なかなか濡れずに困る日々を送っていたため、緊張が原因で痛みを感じているのだろうと予想しました。
このときの私は「彼に嫌われたくないし自分の体に自信がない」と身構えていて、夜の営みに対する抵抗が大きかったです。
痛みがあることを彼に打ち明ける
それから数日経ったある日。意を決して彼に痛みがあることを伝えると、彼は「痛かったのならもっと早く言ってよ! 体は大丈夫なの? 気づかなくてごめんね」と言ってくれました。
たしかに早く言うべきだったなと反省しつつ、私は「ムードがいいとなかなか言い出せなくて……」と伝えました。すると彼は「たしかにそうだよね。ひとりで考えさせてごめんね。無理してセックスしなくてもいいからね」と謝り、ハグしてくれました。
「緊張のせいであまり濡れないから痛いんだと思う……」と伝えるときは恥ずかしくて顔が熱くなりましたが、彼はずっと落ち着いて話を聞いてくれて安心しました。
痛みをなくすために
その後は、痛みを感じなくするために2人でいろいろ試してみました。まず、今までは電気をつけたままだ行為に及んでいたので、電気を消してみるところから。自分の体を見られずに済むため、私の中でだいぶ緊張が和らぎました。
また、あまり濡れていないことも痛みを感じる原因と考えられるため、ローションを使ってみることに。私たちはラブグッズを使うことが初めてだったので、最初はとても気まずくなったのを今でも覚えています。ただ、ローションは思ったより効果的で、おかげで性交痛はほとんど感じなくなりました。
しっかり濡れたら痛みを感じないとわかってからは、私の中で夜の営みに対する嫌な印象がなくなり、1カ月後にはローションなしでも楽しめるようになりました。
夜の営みにかんする悩みはパートナーに言い出しづらいですが、我慢せずに伝えてよかったと思っています。痛みを緩和するために2人で試行錯誤したときは恥ずかしかったですが、2人で目標に向かって挑戦している楽しさもありました。私の体と真剣に向き合ってくれる彼氏でよかったと心から思います。
※子宮内膜症が性交痛の原因になっている場合もあります。痛みが続く場合は、婦人科を受診してください。
著者/あすまる
監修/助産師 松田玲子
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