面談の場に到着したお父さんに、エェコさんは丁寧に説明しました。脳へのダメージがあって1人暮らしはできないこと、共同生活をする場所を見つけてもらったこと、サポートが24時間万全で安心なこと……。ただ1つ、生活保護を受けていることは伝えられませんでした。プライドが高いお父さんにショックを与えてしまうのでは、と心配だったのです。
なぜか上から目線で承諾!?
施設の担当者から入居に関する説明を受けた父。不動産屋の営業トークのごとく、メリット満載で次々と繰り出される担当者の話に圧倒されたようです。
最後には「ぜひこちらにご入居ください!」と言われ、おとなしく「わかった。よろしくやってくれ」となぜか上から目線で承諾していました。
さらに、父より年上の入居者が多いと聞いて、「じゃあ俺が世話してやらないと」と調子に乗る始末。おだてられると増長し、後で面倒くさくなって投げ出してしまうことが過去に何回もあったのですが……。
それでもこの日、私たちは何とか本人の了承を得られたのでした。
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いよいよお父さんに、施設入居について説明がなされました。本人は、快諾というわけではなさそうですが、拒否反応も起こしていない様子。おだてられてその気になっている感じもありますが、ともかく了承は得られたとあって、大きく前進というところでしょうか。このまま無事に事が運ぶといいですね。
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