妊娠前から胸が小さいことがコンプレックスだった私。出産後、妊娠前がウソのように張ったおっぱいを見て、とても驚いたことを覚えています。でも、授乳していくうちに、息子は飲みやすいほうばかり飲むようになってしまったんです。
出産後からのおっぱいの変化
出産後から母乳の出に困ることはなく、幸いあふれるほどに母乳が出ていました。マッサージをして搾乳をしないとカチカチに張って痛いほど。おっぱいの小ささで悩んでいたのが、ウソのように張ったおっぱいになりました。
また、だんだんとおっぱいを飲むことに慣れてきた息子は、左のおっぱいばかり飲むようになりました。その影響か、次第におっぱいの左右のバランスが悪くなっていったんです。
左右非対称のおっぱいに悩む
飲まなくなったほうの右のおっぱいは、どんどん母乳が出なくなり、小さくなっていきます。そのため、私の右のおっぱいは、あっという間に妊娠前以上に小さくなりました。
息子は左のおっぱいで満足していたのですが、私自身はおっぱいの大きさの違いが気になって仕方ありません。そのため、体のラインが出るTシャツを着ることも嫌になり、服装や見え方を異常に気にするように。そして、卒乳後のおっぱいがどうなるのかとても不安でした。
おっぱいの大きさを隠す方法
左右非対称の大きさになったおっぱいを、私はとにかく隠していました。体のラインが出る服はすべて着るのをやめ、それでも気になるときはおっぱいが小さいほうの下着にパットを2枚ほどを入れていました。
他人の視線というよりも自分自身のコンプレックスだったので、自己満足でも自分の理想に近付けることを重視。ほかにも、骨盤や体の歪みなどを直すためにストレッチを心がけ、おっぱいだけでなく体のバランスが整うように工夫しました。
いろいろと試行錯誤をしましたが、授乳中は左右非対称な大きさでも、卒乳後にはおっぱいが同じ大きさに戻ってホッとしました。私の場合、右のおっぱいが出なくなるまで放っておいてしまったので、均等に母乳を与えることが必要だったと痛感。子育てと並行して、気になる自分の体。みなさんも、自分自身が納得できる工夫をして、おっぱいケアをしていくことをおすすめします。
著者:手塚みく
三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。