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「ひとり娘なのに…」何もできない罪悪感に泣く私がもらった言葉とは #預金資産ゼロの父が倒れた話 107

「預金資産ゼロの父が倒れた話」第107話。2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。

エェコさんのお父さんは脳の病気で職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に入院することに。しかし、記憶力の低下が顕著な上、預金も資産もない状態で……。生活保護申請をおこなうと支給金を受けられることに。退院後の入居施設も見つかりました。プライドの高いお父さんにショックを与えないよう、生活保護のことは隠して入居の件を説明すると、何とか承諾してくれた様子。しかし、別れ際には半べそ状態に。その姿に胸が痛くなったエェコさんでしたが、一方で、入居に当たっての必需品が山のようにあり……。

事前準備すべき用品や、父の住まいに残された家電の処分についても話を聞いたエェコさん。嵐のような面談がようやく終了したのです。入所に関する最終合否は返答待ちだったものの、安心して気が抜けたのか、後悔の念でいっぱいに。「これでよかったんでしょうか……?」と思わずつぶやいたのでした。

 

介護も金銭的援助も…私には無理!

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 107

 

病気で倒れる前は、田舎に帰りたがっていた父……。自ら希望したわけでもない施設に、金銭的な都合で入居させてしまう自分のことが情けなくて涙が出てきました。

 

「ひとり娘なのに介護も援助もできなくて、他人に丸投げで……」

 

すると、ここまで一緒にサポートしてくれたソーシャルワーカーさんが励ましてくれたのです。

 

「お父さんは幸せだよ。施設に入居できず在宅介護になる方もいっぱい見てきたけれど、介護をするほうもされるほうも、精神的負担は計り知れない。プロの介護士やケアマネがいる施設で過ごせるなら、とても幸せだ」と……。

 

私の目に、介護士さんが押す車椅子に乗ってリラックスしている父の姿が浮かびました。

 

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何もできない自分が悔しくて泣けてきたというエェコさん。しかし、ソーシャルワーカーさんの言葉は真実そのものですよね。訪問介護やデイケアサービスがあったとしても、小さな子どもを抱えての在宅介護が大変なことは明白です。専門家にお願いするのは決して悪いことではないのではないでしょうか。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターエェコ

    長男と長女を持つヲタママ。妊娠コミックエッセイ『腐女子な私が、母親に!?』がKADOKAWAから発売中。

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