自宅では、子どもがケガをしないように安全対策をしていると思いますが、実家や義実家でも対策はしていますか? 私は里帰り出産のため、遠方にある実家に帰宅した際、とても怖い思いをしたことがあります。今回は、実家での恐怖体験を紹介します。
自宅での安全対策
実家は遠方にあり、頻繁に帰れないため、2人目を里帰り出産するまでほとんど自宅で子育てをしていました。そのため、自宅は安全対策がバッチリです。
子どもがハイハイできるようになったころから、床には荷物を置かない、机の角には安全クッション、コンセントにはカバー、階段にはゲートと、目を離しても危険がないよう、細心の注意を払っていました。
実家へ里帰り
出産のために1歳半の長男を連れて帰ったときのこと。実家は安全対策をしていませんでした。長男は自宅でも、あまりいたずらしない子だったので、大丈夫だろうと思っていました。
ある日、両親が仕事で家を出たあと、私はトイレへ。そのちょっと目を離したすきに長男はコンセントのところで何かをしていました。
見に行くとコンセントに少しの隙間があり、金属のおもちゃをはさもうとしていたのです。「か、感電する……!」そう感じ、慌てて子どもを引き離し、ブレーカーを落として大事には至りませんでした。
実家でも安全対策は必要
私があと少し遅く見に行っていたら、息子があと少し力強く金属を押し込んでいたら……と、最悪の状況を考えると、息子を抱きしめながら恐怖で震えてしまいました。それ以降、実家でも安全対策をすることになりました。
実家にあるものは両親のものがほとんどなので勝手に移動することもできず、完璧な安全対策は難しかったですが、角やコンセントにはカバー、ハサミなどの危険なものは高い位置。これくらいなら無理なくできました。
普段、夫の仕事中はひとりで子どもを見ているため、注意を払いますが、実家では大人の目がたくさんあるので、安心しきっていたようにも思います。自宅以外の場所では、いつも以上に想像力を働かせて、安全対策をしていきたいと思っています。
著者:武山あゆみ
三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。