一目ぼれした相手に告白！
20代のころ、私はバイト先の先輩に一目ぼれをしました。まるでファッション誌から出てきたようなルックスの先輩は、人気が高く、恋のライバルはとても多かったです。そんな中、私は何度も告白をして、ついに先輩と付き合えることに！
付き合い始めてからは、髪型やメイク、服装を彼好みにチェンジ。本当はスカートをはくのが好きだったけれど、彼が嫌がったので必ずパンツスタイルにしていました。
そのほかにも、彼から「もう少しスリムなほうが好きだから痩せて」と言われ、必死にダイエットをするなど、彼に嫌われないためにいろいろと頑張っていました。
彼のひと言に驚き
それからも彼の要望に応えていったのですが、次第に私の交友関係に口を出してくるなど、彼は束縛してくるように……。私はだんだんと彼を重たく感じるようになってしまいました。
そんなある日、彼が別の女の子とデートをしているところを目撃。後日、彼を問いただすと、すんなり浮気だと認めました。しかも、彼は一切悪びれる様子がなく、ショックを受けている私に向かって「俺は浮気しても文句を言わない女が理想なんだ」と言ってきたのです！
彼の自分勝手すぎる発言に、私はあ然……。百年の恋も一時に冷め、すぐに彼とはお別れをしました。
大好きな彼の理想の彼女になれるよう、頑張っていた私。しかし、彼の浮気が発覚し、彼にとって都合のいい女にされていたんだとわかりました。当時はとてもショックでしたが、私を大切にしてくれないような人とは別れられてよかったです。今では、ありのままの私を好きになってくれた男性と結婚し、幸せに過ごしています。
著者／相原 里美
作画／あさうえさい
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