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「あと7回…」満身創痍で仕事を続けるも限界に。ついにドクタースタップが… #48歳、夫の扶養から出る。 10

『48歳、夫の扶養から出る。』第10話。保育士として働く2児の母、みりんぼしだよさん。長女の「結婚してもママになってもバリバリ働くから!」という言葉を聞き、夫の扶養を抜けることを決意します。

元同僚たちと積もる話に花を咲かせるみりんぼしだよさん。そのとき、1人の元同僚がみりんぼしだよさんに対し「もってる」と言います。療育業界では「発達障害をもっている」という意味でつかわれ、これまでうまくいかないことが多く悩んできたことに納得するのでした。そして、そして「もっている」ということは自分をもっている、可能性をもっているとことだと前向きに考えるのでした。


この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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元同僚たちとの再会を心から楽しむことができたみりんぼしだよさん。あと7回仕事へ行けば退職できるとカウントダウンをするみりんぼしだよさんでしたが……。

 

無理をしすぎた代償が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特発性血小板減少性紫斑病という難病を持つみりんぼしだよさん。ある日、体中にアザができ、病院を受診します。そこで医師から危険な状態だと言われ、その日以降、園へ行くことはなかったのでした。

 

その後、自宅で絶対安静の日々を過ごすみりんぼしだよさん。ふとやり残したことをやろうと思いつき、さまざまな表情を見せる娘たちの写真を組み合わせて、写真立てに収めます。娘たちには、愛されて育ったこと、楽しかったことをいつでも思い出せるようにと願い、愛情を込めるのでした。そして、娘たちの成長を振り返りながら、「いつまでもいじけていたらだめだ」と自分へ喝を入れるみりんぼしだよさん。娘たちのキラキラな姿を見て「私は私として、ステキな人になりたい!」と思うのでした。

 

 

どれだけ自分の体がつらくても娘たちのことを1番に考えるみりんぼしだよさん。娘たちに背中を押してもらったと言いますが、娘さんたちも同じ気持ちだと思います。これまで娘さんたちと過ごしてきた日々がどれだけ尊く、大切な宝物なのかが伝わり、胸が熱くなります。今後も、自身の体のことも考えながら無理をせず過ごしてほしいですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

※特発性血小板減少性紫斑病について…血小板数が10万/µL以下に低下し、他の疾患が否定されたときに診断されます。治療はステロイド、免疫グロブリン大量療法、ヘリコバクター・ピロリ菌陽性者の場合は抗生剤による除菌があります。

 

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    マンガ家・イラストレーターみりんぼしだよ

    10年ほど扶養の範囲内のパートで働いてきたけど、夫の扶養から出てみた48歳。夫から経済的に自立したい。中学生の女の子2人の母。保育士をしています。

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