元同僚たちとの再会を心から楽しむことができたみりんぼしだよさん。あと7回仕事へ行けば退職できるとカウントダウンをするみりんぼしだよさんでしたが……。
無理をしすぎた代償が…
特発性血小板減少性紫斑病という難病を持つみりんぼしだよさん。ある日、体中にアザができ、病院を受診します。そこで医師から危険な状態だと言われ、その日以降、園へ行くことはなかったのでした。
その後、自宅で絶対安静の日々を過ごすみりんぼしだよさん。ふとやり残したことをやろうと思いつき、さまざまな表情を見せる娘たちの写真を組み合わせて、写真立てに収めます。娘たちには、愛されて育ったこと、楽しかったことをいつでも思い出せるようにと願い、愛情を込めるのでした。そして、娘たちの成長を振り返りながら、「いつまでもいじけていたらだめだ」と自分へ喝を入れるみりんぼしだよさん。娘たちのキラキラな姿を見て「私は私として、ステキな人になりたい!」と思うのでした。
どれだけ自分の体がつらくても娘たちのことを1番に考えるみりんぼしだよさん。娘たちに背中を押してもらったと言いますが、娘さんたちも同じ気持ちだと思います。これまで娘さんたちと過ごしてきた日々がどれだけ尊く、大切な宝物なのかが伝わり、胸が熱くなります。今後も、自身の体のことも考えながら無理をせず過ごしてほしいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※特発性血小板減少性紫斑病について…血小板数が10万/µL以下に低下し、他の疾患が否定されたときに診断されます。治療はステロイド、免疫グロブリン大量療法、ヘリコバクター・ピロリ菌陽性者の場合は抗生剤による除菌があります。