信じられない…!
わが家は共働きで、2人の収入からお互い月に自由に使える金額を決めてお小遣いにしています。
ある年の誕生日に、 夫がそんなお小遣いを貯めてサプライズでブランドバッグを買ってくれました。しかし、夫が選んだバッグは私が好きなブランドのものではなく、しかも私に似合わないデザインでした。 多少自分の好みと違っている程度なら我慢したかもしれませんが、普段の私がまったく持ちそうにないデザインだったので思わず「どうしてこのデザインを選んだの?」と聞くと、「好きなブランドでしょう?」と返ってきました。
どうも、以前付き合っていた女性の好みと勘違いをしている様子。さすがにこれには我慢できず、「好みじゃないし、いらない」とハッキリ言ってしまいました。
夫とは長い付き合いだと思っていましたが、それでも私の好みをまったく把握できていないことがわかり、ガッカリ……。 夫には、「無駄遣いになってしまうからサプライズはやめて、欲しいものを事前に聞いてほしい」と伝えました。
◇ ◇ ◇
サプライズをしてくれる気持ちはとてもうれしいものですが、別の人の好みと間違えられると素直に喜べませんよね。
しかも以前の彼女と間違えるなんて、場合によっては夫婦関係に亀裂が生じてもおかしくない展開です……。
「いらない」とハッキリ伝えたこの方の気持ちに共感している方は、多いのではないでしょうか。
もし皆さんの中にも、「サプライズでもらった物が好みと違った」という経験をしたことがある方は、普段からさりげなく自分の好みを伝えてみるのも良いかもしれません。そうすればもらう側はもちろん、贈る側もサプライズが失敗して嫌な気持ちになることもないので、ぜひ試してみてくださいね。
作画/赤身まぐろ
著者:加藤 愛
40代女性。共働きでアルバイトとして働く。