「何考えてる…!?」トラブルをもみ消す学童経営者。納得のできない指導員の新たな企みとは… #学童トラブル 21
「ムスメが学童でトラブルに巻き込まれたお話」第21話。赤井さんは夫と娘の3人家族。民間学童保育に通う娘が小学3年生のときのお話です。ある日、学童から帰宅した娘が、泣きだし、大切なメモ帳がぐちゃぐちゃになってしまったと言いました。後日、同じ学童のナエコちゃんがゴミ箱にメモ帳を捨てようとしていたことがわかります。しかし、兄のホウサクくんが司令塔だったと判明します。
ついに学童を辞め、やっと平穏な日々を取り戻した赤井さん家族。学童を辞めてから半年後、買い物中に突然呼び止められた赤井さん。振り返るとそこには学童の米田先生の姿がありました。米田先生と喫茶店へ行き、学童を辞める際、直説お礼ができなかったから嬉しいと伝える赤井さん。米田先生は学童を辞めたきっかけはあの件よね? と自然とメモ帳トラブルの話になるのでした。
翌日、赤井さん学童を辞める手続きをするのですが……。
米田先生の知らないトラブルの続きを告白









米田先生の企みとは、習い事を中心とした「塾」を作るということでした。以前から学童の不満を耳にしていた米田先生は、このままではいけないと新たに安心して預けられる場所を考えていたのです。「トラブルは長引かせるとコスパがわるい」と問題をもみ消すよう収束させる経営者に対し、それでは根本的な解決策に繋がらないと納得がいかなかったと話します。
米田先生の言葉に同意する赤井さん、ナエコちゃんの謝罪で終わったかのように見えたメモ帳トラブルに続きがあったことを告白します。自ら謝りたいと言ったナエコちゃんがその後、娘を脅していたなんて知らなかった米田先生は驚きと怒りで黙り込んでしまうのでした。
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「トラブルは長引かせるとコスパがわるい」という経営者の考えに賛同できないという米田先生は、トラブルが起こるたびに生徒や親と向き合いたいと考えていたのでしょう。米田先生が新しく作る塾が子どもたちや親にとって安心して預けられる場所になるといいですね。
このほか、赤井さんはさまざまなマンガをInstagramで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。