もう食べさせないでー!!
義実家へお邪魔したときのことです。案の定、自分の分を食べ終わっても、机の上に広がるご馳走に、まだ食べる、まだ食べると興奮気味の息子。
今日は仕方ないなと、食べられそうな物やフルーツなどを少しずつあげていました。ところが、あまりにも食べ続けるので「もうおなか痛くなっちゃうから……」と強制終了。
しかし、ご馳走が広がっているので終わりにできるはずもなく、泣き叫ぶ息子。すると義母が「あらあら……欲しがるんだから欲しがるだけあげて大丈夫よ」と、どんどん食べ物を持ってきて食べさせるのでした。
案の定、家に帰って嘔吐してしまった息子。「もうあげないでください」と言えなかったことを後悔しました。
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1歳前後の子どもは、まだ満腹中枢が未発達なため、「欲しがる=おなかが空いている」とは限りません。その子なりに成長していれば心配はいりません。目安の一つとしては、身長と体重が成長曲線のカーブに沿って伸びているかどうかです。
実家や義実家に帰った際にも、「お腹が空いているわけではないこと」や「食べ過ぎてしまうおそれがあること」を伝え、食べ物を与えすぎないよう協力してもらえるといいですね。
著者:蛯沼みな/30代女性・主婦。1歳男児の母。
イラスト:てる子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています