マッチングサービスを始めた経緯
当時の僕は結婚したいと思いながらも、仕事が忙しくてなかなか婚活に割く時間がありませんでした。小さな会社で働いていて出会いもほとんどなく、何か自分でアクションを起こさないと出会えないと思ったのが、マッチングサービスに興味を持ったきっかけです。
そんなとき、偶然にも会社の同僚がマッチングサービスで出会った女性へのプロポーズに成功し、婚約したという話を聞きました。そこで、その同僚に使っていたアプリ名を聞いて、自分も登録してみることにしたのです。
僕が登録したのはマッチングサービスの中でも有名どころで登録者数がとても多く、これならきっと僕に合う女性も見つかるだろうと、安心して使い始めることができました。
学んだこと
実際にマッチングサービスを使ってみると、簡単にオンラインで出会えることがわかって驚きました。「いいね」を送ると3回に1回くらいは「いいね」が返ってきて、「モテモテだ!」とうれしくなったくらいです。
ただ、多くの女性とメッセージをやりとりしても、なかなか実際に会いたいと思える人が見つかりませんでした。ついにそう思えた女性とデートの約束ができたときは、本当にうれしかったです。
ところが、実際に会ってみると驚愕の事実が判明しました。プロフィール写真とはまるで違う姿の女性が待ち合わせ場所にやってきたのです。今思うと画像を加工していたのかもしれませんが、当時の僕は素直に「まるで別人のようだな……相当写真写りがいいってことなのか」と驚きました。
婚活はオンラインよりもリアルで
また、その女性と話をしていくうちに、メッセージでやりとりしていたときとイメージがガラッと変わりました。とても丁寧な言葉づかいでメッセージを送ってくれていたのが好印象だったのですが、実際に会ってみると彼女は最初からなぜかタメ口で、「うざい」などの若者言葉を使うこともあり、そのギャップにショックを受けてしまったのです。
この経験から、オンラインとリアルでの出会いは違うのだと実感しました。オンラインコミュニケーションが得意で、オンラインのやりとりだけで相手がどういう性格か見抜ける人なら問題ないのかもしれませんが、もともと僕はオンラインでのやりとりに苦手意識や不安を抱いていましたし、マッチングサービスは合わなかったのだと思います。
同僚はマッチングサービスでの婚活に成功しましたが、僕にはリアルでの出会いのほうが合っているのだと、実際にアプリを使ってみてよくわかりました。その後、退会した僕は友人に相談し、紹介を受けて今のパートナーと結婚することができました。
著者/山城圭太
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