純粋に楽しめていた若いころ
夫と結婚するまでにも、何人かと行為の経験はありましたが、心と心がつながっていると感じ、幸せを感じられるひとときでした。行為の回数や間隔は、そのとき付き合っていた人それぞれに違いがありましたが、いつも同じように受け止めていました。
相手のことがとても好きで、1つにつながりたいとか、好きだからずっと触っていたいとか、スキンシップで愛を確かめるものだと女性の私は思います。彼の愛情を確かめるための行為として、できれば頻繁にしたいとも思っていました。
結婚してから認識のズレを感じて
夫とは結婚生活20年目になりますが、20年も一緒にいると、仲が悪いときやうまくいかないときが当然あります。しかし、少し険悪な雰囲気の時期でも、夫は仲が良い時期と同じペースで求めてきます。少し喧嘩をして仲直りしていないとき、子どもが大変な時期でイライラしているときも変わらずしたがりました。
そのようなときに、当然私は行為をしたくはないので拒否しますが、夫は機嫌を悪くしてしまい、普段の生活もますます気まずくなります。仲が良いときも体調が優れず、理由を説明して丁寧に断りますが、次の日まで機嫌が悪くなってしまいます。
そのことを親しい友人に相談したら、「行為は女性は心でするけど、男性は体でするもんだよ」と言われました。なるほど、男女で違うんだなとそのとき初めて思い知らされたのです。
私は愛されていない?
世間の夫婦や恋人、皆がそういうわけではないと思いますが、男女間で受け止め方が違うということは、「私は愛されていないのかな」という考えにたどり着きました。「私の体があれば、女性なら誰でも良いということなのではないか」「仲が悪いときも行為ができるということは、そういうことだよね」と思ってしまい、しばらく立ち直れませんでした。
しかし、ひとりで考えていても仕方がないので、思い切って夫に話してみることに。デリケートなことなので、なかなか言いだしにくいですが、普通に話をしているときに、それとなく切り出してみました。
私が考えていることを聞いた夫は初めは驚いていましたが、たしかに体だけを求めてくる男性はいること、体だけが目的で結婚したわけではないことを話してくれてました。そして、男は体が我慢できなくなることはあるけれど、これからは私が無理なときは、無理強いしないと約束もしてくれました。
まとめ
夫婦とはいえ、他人同士が一緒にいるわけですから、お互いの考えていることはわかりません。でも、わからないからこそ話し合うことの大切さを実感しました。もうすぐ子どもが大きくなって手が離れますが、これから2人の人生は長いので、夫婦の関係も夜の生活のほうも仲良くできたらと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/陸えま子
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