10代から20代の生理
今振り返ると、10代・20代の私の生理は教科書通りの生理だった気がします。2〜3日目は経血量が多く、4〜6日にかけて経血量が減っていく、そんな感じでした。強い生理痛はなく、毎月ほぼ予定通りにきていたこともあり、生理とはうまく付き合えていたと思います。
妊娠・出産を経験した30代
30歳、32歳のときに妊娠・出産を経験し、初めて生理が止まる経験をしました。妊娠生活はつらいことも多かったですが、生理に限って言うなら、毎月のわずらわしさから開放された瞬間でもありました。
そして、出産後半年ほど経って生理が再開し、今までの順風満帆な生理生活とはいかなくなりました。2人目出産後に再開した生理から、体の変化を感じるようになったのです。
35歳を過ぎたころからの生理
出産後に始まった生理の変化、それは排卵痛を感じるようになったことです。生理の予定日2週間ほど前になると、横っ腹がちくちく痛むようになりました。過去にはなかったことだったので、念のため婦人科を受診することに。
すると、子宮や卵巣に異常はなく、痛みの時期から考えて「排卵痛」との診断でした。私は妊活中、排卵のタイミングを図ることが難しかったので、妊娠を考えているときにこの症状が出ればよかったのに!と少し思ってしまいました。
そして、30代後半になると経血量が減少。今までは、生理2〜3日目は多い日用のタンポンを使用し、2〜3時間ごとに交換していましたが、いつの間にか多い日用タンポンを使わなくても大丈夫なように。昔は7日目までナプキンが必要だったものが、4日程度で終わるようになりました。
私の周りの同世代の友人に話してみると、経血量の減少に「そういえば!」と共感する人が多かったように思います。もちろん生理の症状は人によって違いますが、年齢とともに徐々に変化していくのだなと実感しました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/新谷けご
監修/助産師 松田玲子
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