熱を出した長男と留守番の夫
普段は保育園に通っている長男が、朝に38度台後半の熱を出したことがありました。幸い、その日は私の仕事が休みだったため、長男を病院へ連れて行き、インフルエンザなどの感染症の検査をしてもらいましたが、陰性。
翌日は私も夫も仕事でしたが、夫が「明日は俺が仕事休むよ」と言ってくれたので、私は仕事に出ることにしました。長男の熱は解熱剤を使ってもすっきり下がらず、翌朝も37度台後半……。
帰宅後に知った衝撃の事実
夫に長男をお願いして私は仕事へ行き、15時ごろに仕事を終えて家へ帰ると「ばぁばが来てくれて、おもちゃ買ってもらってファミレスも行ってきたよ」と、夫の発言にビックリ。
私が「お義母さんが来るのは全然構わないんだけれど……。朝も熱があったよね? 保育園も休ませているのに、何で連れて行ったの?」と聞くと、夫は「午後には平熱に下がっていて、元気だから大丈夫かなと思った」と言ったのです。
私は「日中に熱が下がっても、夜にまた上がるって長男によくあるパターンだし、大人でも午前中に38度近くあって午後から出かけるって体つらいよね? 休ませてあげてほしかった。それに周りの人にもうつしてしまうかもしれないし」と伝えると、夫は「軽率な行動だった、ごめんね」と言いました。
結局その夜、長男は熱をぶり返して翌朝も下がらず、その姿を見た夫は「昨日外に連れ出さなければよかった……」と反省していました。たまたま週末で仕事も保育園も休みだったのでよかったのですが、夫との育児の価値観の違いに気づけた出来事でした。
著者:吉川みきな/女性・主婦。14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
イラスト:ぽん子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています