「いつかしなければ」と思っていた夜間断乳。2~3時間おきに泣いておっぱいを求めるわが子のためにも、睡眠をとりたい自分のためにも、夜間のおっぱいを卒業したい。今回は、夜間断乳を考えている方に向けて、夜間断乳にトライしたわが家の体験談をお伝えします。
私が夜間断乳を始めたきっかけ
完全母乳で育児をしていた私は、添い寝をしながらの授乳で寝かしつけをすることがよくありました。いつかは、添い寝をしながらの授乳なしで寝かしつけができるようにならなければと感じていました。
まず私がおこなったのは、ミルクに慣れさせることです。保育園でミルク自体には慣れていましたが、自宅でもおっぱいからミルクにチェンジしました。また、日中もミルクで過ごしているため、おっぱいに対しての執着をやわらげるという目的もありました。
私が実行した夜間断乳の進め方
授乳での寝かしつけが習慣化する前に、寝る前の授乳はおっぱいからミルクに切り替えました。夜は離乳食とお風呂を済ませてからミルクを飲ませ、暗くした部屋に行き、寝かしつけました。
おっぱいからミルクに切り替えたあと、だんだんと、トントンや抱っこをすることもなく、横に寝かせるだけで一人で入眠してくれるようになりました。それからは夜中に起きてもおっぱいはあげないようにし、子守唄を歌いながらトントンしてあげるだけで眠りについてくれるようになりましたよ。
私が感じた夜間断乳の効果
夜間断乳を始めて、私が変わったと感じたことは以下の3点です。
1.おっぱいなしで寝つけるようになった
2.離乳食をよく食べるようになった
3.夜中に起きる回数が減った
授乳なしで寝つけるようにはなりましたが、夜中に1回~2回ほど起きることも。すぐに寝てくれますが、まだ完全ではありません。でも、夜中の授乳をやめたことで、離乳食への食いつきがよくなり、日中もご機嫌で過ごしてくれるようになりましたよ。
よく「夜間断乳は3日で終わる」といいますが、実際はそんなに甘くはありませんでした。それでも、夜間断乳にトライすることによって、わが子にも私にもさまざまな変化があり、今はトライしてよかったと思っています。(TEXT:ママライター今井さくら)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。