まさかの展開に涙
医師から「逆子は自然に直ることが多いので様子を見ましょう」と言われていましたが、妊娠後期になっても直る様子がなく、帝王切開で産むことになっていました。ただ「できるなら経腟分娩がしたい!」と思った私は、主治医に相談。
近くの病院で、「外回転術(※外回転術をおこなう際には条件があり、頻度は低いものの常位胎盤早期剥離などのリスクもあると言われています。)」という逆子の矯正をしているところに紹介状を書いてもらい、日帰り入院で治療してもらうことになりました。
もちろんリスクもあるので、ドキドキしながら病院に向かい、いざ治療!
治療自体はスムーズにいき、逆子も無事に直ったのですが……赤ちゃんが無事かの確認の検査で、羊水が平均よりも少ない「羊水過少」であると診断され、日帰り入院のはずがそのまま出産までその病院で入院することに……。本来出産する予定だった病院は産後のケアが素晴らしいと評判高い病院で、出産後のごはんやケアを楽しみに頑張ってきていただけに、かなりのショックを受け、さらに突然家に帰れなくなったさみしさに出産まで何度も泣きました。
ただ子どもは元気に生まれてきてくれたので、結果オーライ。まさかそのまま入院することになるとは思ってもいなかったので、入院準備など一切しておらず、夫には病院を行ったりきたりしてもらい、さらには家のこともすべておこなってもらうことになり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした……。ただ1カ月ほど病院で快適生活を送れたので、私はとってもラクチンでした(30代/女性/保育士)
作画/市田スナオ
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。