樹里さんの状況を見かねたお母さんは、児童相談所の一時保護所を利用することを提案。「姉と離れて暮らせるなら……」と樹里さんもお母さんの提案を受け入れたのでした。
安心できる場所に移ったはずなのに…
※相談員さんと→相談員さんに
※2ヶ月が満期でしたが→2ヶ月が満期ですが
児童相談所の一時保護所に入り、ようやく自分の居場所を見つけられたかと思っていた樹里さん。
しかし、一時保護所にはさまざまな家庭の事情を抱えている子や発達障害の子がたくさんいて、落ち着いて安心できる環境ではなく相変わらず気持ちは不安定なまま。
そんな毎日を過ごしているうちにあっという間に一時保護の終了時期が近づき、家に帰ることが決まったのでした。
◇ ◇ ◇
家から離れたにも関わらず、一時保護所でも発達障害の子と接する機会が多い樹里さん。そのストレスが抑えられず、怒鳴って手をあげそうになってしまいましたね。
しかし、発達障害のお子さんに怒鳴ると、急な大声にパニックを起こして指示がほとんど聞き取れなくなり、冷静に行動することが難しくなってしまいます。一呼吸おいて、何か伝えたいことがある場合は穏やかな声で静かに話しかけると良いでしょう。
とはいえ、保護所の職員の方が家庭の状況を理解してくれないと思っている樹里さんのストレスが、限界を迎えてしまうのも無理はないですよね……。もちろん、職員さんは樹里さんのことを思って声をかけたのだろうとは思いますが、救いを求めて向かった場所のはずなのに樹里さんのストレスが増えていくだけの状況を見て、なんだか悲しい……と感じている方も多いのではないでしょうか。
結局家に帰ることになった樹里さん。久しぶりに会う樹里さんを、お母さんや海さんが暖かく迎え入れ、穏やかな毎日が送れるようになることを願うばかりです。
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