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「うっ…困った!どうしよう?」家には6カ月の娘と私だけ。突然体調が悪くなり、冷や汗が出始めて…

娘が生後6カ月のころ、育児と家事に追われる日々を過ごしていました。いつもと同じように娘のお世話をしていたところ、体調が急変し……。

 

自分のことを気にかけずにいたら…

娘は抱っこから下ろすと泣いてしまう、いわゆる「背中スイッチ」が常に発動しているような子で、常に抱っこかおんぶをして過ごしていました。

 

離乳食が始まるとこれまでより余裕がなくなり、家事に育児にと毎日バタバタ。そんなとき、おなかが痛くなってトイレに行きました。娘を抱っこしてトイレに行ったのですが、なかなか出そうで出ない……。このときは「いつもの便秘かな」くらいに軽く考えていました。

 

その後、家事を終えて娘に授乳をしているとき。少しずつめまいがしてきて、急に吐き気をもよおしました。「なんだろう!?」と思い、急いでトイレへ。「気持ち悪い、これはヤバい!」と感じ、泣いている娘のことをかまっている余裕はありません。

 

まずは自分のことをどうにかしなければと原因を必死に考えてみたら、「そういえば今日はほとんど水分とってない!!」と気づきました。目の前の忙しさに追われ、母乳で水分を奪われていることも忘れ、気づいたときには脱水症状になっていたようです。

 

その後、水を飲んで安静にしていたら落ち着いてきましたが、体調が悪化したときは本当に焦りました。以後は「子どもはもちろん、自分のことも大切に」ということを教訓にしています!

 

◇ ◇ ◇

 

母乳の約80%は水分と言われ、授乳期間中はいつも以上に水分摂取が必要になります。まずはこまめな水分補給を心がけ、万が一のときのために経口補水液を常備しておくと安心です。また、授乳中はしっかり食べて栄養もとっていきたいですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師 松田玲子

イラスト/森田家


著者:宮堀ゆうか

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