こんにちは、八百屋歴10年、ライターのテツです。
森のバターと呼ばれる「アボカド」。熟れ具合によって変色したり固すぎたり、アタリハズレが多くて、選ぶのが難しいですよね。
皮を剥いて種を取るのも大変で、敷居が高いと思っている方も多いのではないでしょうか。
選び方や剥き方に慣れるまで少し大変ですが、サラダやグラタン、天ぷらにするととてもおいしいですよ。栄養満点なアボカド、嫌いでなければ定期的に食べないと損してます。
そこで今回は、スーパー青果部直伝「アボカドの皮のきれいな剥き方」を紹介していきますね。
皮も剥きやすい!「食べごろのアボカド」の選び方
食べごろのアボカドを選ぶことができれば、皮を剥く難易度を大きく下げることができます。
というのも熟したアボカドであれば、手で簡単に剥くことができます。しかし、熟していないアボカドを選んでしまうと大変。手で剥こうとすると何度もちぎれてしまうし、包丁も入れにくいのでかなり苦戦することになります。
なのでまずは食べ頃のアボカドの選び方を知っておきましょう。
食べごろのアボカドの選び方
- ・皮が全体的に黒っぽい
- ・底を触ると弾力がありやわらかめ
- ・ヘタが乾燥している
- ・ヘタが実から少し浮いている
こんな特徴のアボカドは食べ頃で味がよく、皮も剥きやすいですよ。
やわらかければいいわけじゃない!こんなアボカドはNG
ヘタが取れていたり、やわらかすぎたりするアボカドは熟しすぎていて、中身が傷んでいる可能性があるので避けましょう。
未熟なアボカドを熟させる方法
未熟なアボカドを家で追熟させるなら、常温で置いておきましょう。冷蔵室や野菜室に入れてしまうとかたいまま傷んで食べられなくなってしまいます。
バナナやりんごのようなエチレンガスを放出する果物と一緒に袋に入れて保存すると、追熟を早めることができますよ。
かたいアボカドを買ってしまった方や、すぐには食べないけどまとめて購入したい方は試してみてくださいね。
つるんときれい!アボカドの剥き方&種の取り方
アボカドには中央に固くて大きな種があります。実はやわらかく形が崩れやすいので適当にカットすると失敗してしまうので最適な方法を覚えておきましょう。
アボカドの剥き方①アボカドをよく洗う
アボカドをよく洗ったら、アボカドについた水分をペーパータオルでよく拭き取ります。
アボカドの剥き方②縦に包丁を入れ、回しながら切れ目を入れる
アボカドのヘタ付近から縦に包丁を入れます。
種に当たるまで包丁を入れたら、種を中心に包丁をグルっと回しながら切れ目を入れます。
アボカドの剥き方③両手で持ってひねるように剥がす
両手で半分ずつ持ってひねり、引き剥がすと、このように半分に割れます。
アボカドの剥き方④種に包丁を刺して取る
片側に残っている種に包丁を刺して、グルっとひねるようにして取ります。包丁が手に刺さらないよう、気を付けてくださいね!
種が包丁についたまま、実から離れますよ。
アボカドの剥き方⑤3等分にカットして端から皮を剥く
半分になった実を3等分にカットしたら、端から皮をめくります。ぺろぺろ~ときれいに剥けます。
最後にレモン汁を全体に塗っておくとアボカドの変色を遅らせることができるので、おすすめです。
効率よく皮を剥いてアボカドを楽しんで
今回は八百屋歴10年の私が「きれいにアボカドの皮を剥く方法」を紹介しました。
アボカドを食べたいけれど、難易度が高いな~と思っている方はぜひ実践してみてくださいね。