妊婦健診は予約通りにはいかない
私の通う産院は予約制です。しかし実際は、予約時間よりかなり待つことがほとんど。姉妹が小学校と幼稚園に通っている間に予約しても、診察が押してしまい、結局次女の幼稚園のお迎え時間に間に合わなかったこともありました。
妊娠週数が進み、甲状腺機能検査でも引っかかった私は、曜日や午後の時間指定のある検査が増えました。学校と幼稚園の行事や習い事との調整も難しく、健診のたびにパズルのようなスケジュール管理に苦戦。
そして、なんとか予定を調整しながら臨月を迎えたのですが……。
長女の下校時間を勘違い!
その日は産院で計画無痛分娩に向けた診察をし、入院日を決めるための予約をしていました。すると産院に向かう私の携帯に、長女に持たせたGPSから帰宅を知らせる通知が。そこで私は長女の下校時間を勘違いしていたことに気が付きました。
とりあえず途中で引き返し、いったん帰宅。すぐに産院に電話し、予約をずらせないか確認しましたが、その週の予約はすでにいっぱいでした。妊娠37週はもう目前で、来週まで健診を伸ばすと陣痛が先に来てしまう不安が……。
電話で相談した結果、長女は別室で待つことを条件に連れいていくことを許可してもらえることになり、私は長女を連れて産院に向かい、無事に診察を終えたのでした。
あとで聞くと、私が診察する間、助産師さんが長女のもとを何度も訪れ、声をかけてくれたようです。無事に入院の日付も決まり、あとは出産を迎えるのみ。やさしい助産師さんのいるこの産院に決めて、本当によかったなと感じた出来事です。
著者:河原りさ/30代女性・主婦。2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています