ナプキンの前後がわからない
友だちは経血量が多く、日中も夜用のナプキンをしているそう。一方の私は普段から経血量が少なく、いつも昼用のナプキンを使っていました。そのため、わが家には夜用のナプキンはなかったのですが、ないよりはマシだろうと友だちには昼用のナプキンを貸すことに。
「ありがとう」とナプキンを持ってトイレに入った友だち。しばらくすると……トイレの中から「このナプキンどっちが前!?」と友人の声が。まさかの質問が飛んできたのです。
サイズが違えば、形も違う
私自身、どちらが前かなんて考えたこともなく、最初は友人の言葉の意味がよくわかりませんでした。しかし、友だちとトイレ越しに会話をする中でハッとしたのです。
私がいつも使っているナプキンは、多い日の昼用でサイズは21cm。楕円形のようになっており、お股側とおしり側でどちらも同じ形をしています。しかし、友だちは42cmの夜用ナプキンを日常的に使っており、おしり側が大きく広がった形の物を愛用しているのだとか。
そのため、昼用のナプキンはどちらが前(お股側)で、どちらが後ろ(おしり側)かわからなかったようなのです。友だちには、前にくる柄を伝え無事ナプキンを装着できたようでした。
正しい前後の確認方法を一応調べてみた
その後、私としても自分の中の「ナプキンの前後」の認識が合っているのか不安になり、ネットで調べてみることに。すると、ナプキンの前後の確認方法が載っている記事がいくつも出てきました。
記事曰く、ナプキンの包装を開いたときに、テープがついているほうが前なのだとか。私も普段からそのように使っていたので、どうやら間違っていなかったようです。もし反対に使っていたら恥ずかしいと思ったので安心しました。
ナプキンを使う際、自然と包装を開いたほうを前にしていたので、友だちに言われなければナプキンの前後を気にすることはなかったと思います。個包装のテープを上にして開き、そのまま装着すればOKという、ナプキンメーカーの配慮のおかげで何も考えずに使えていたのだなと思うと、ナプキンメーカーには感謝しかないな……と実感したのでした。
著者/神谷 まりな
イラスト/Ru
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