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ひび割れに粉吹きも…乾燥の季節到来で手のトラブルが勃発した私の救世主は【体験談】

40代になってから冬の時期の手の乾燥が年々ひどくなっているような気がしています。カサカサのみだったらハンドクリームでなんとか対応できていましたが、42歳になる2024年の冬は、指のひび割れに加え手の甲に粉を吹いている部分まで出現。とても年相応の手には見えず悩んでいた私が、自己流のハンドケアでトラブルを解決した体験についてお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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ひび割れにハンドパックはナンセンス

これまでは手が乾燥すると、夜にハンドパックをして手の潤いを保っていた私。そのかいあって、40代にしてはきれいな手だと褒められることもありました。

 

しかし2024年の冬は乾燥だけではなく、指のひび割れにも悩まされるように。夜にハンドパックをしても、ひび割れたところがしみて痛くて眠れず……。指のひび割れは深くて治りづらく、治ったなと思うとまた別の指がひび割れ、ひび割れた指を使って無理して家事などをこなすというつらい日々。治ってはひび割れ、治ってはひび割れの繰り返しですっかりひび割れ付近の皮は硬くなり、手の甲にできた小さなひび割れの周りは乾燥からか粉を吹くようになってしまいました。

 

これまでのように夜にハンドパックをしても、薬を塗ってみても絆創膏で保護しても、まったく効果がありません。ただただ自然治癒を待つのみでしたが、自然治癒のスピードがゆっくりで、またここで年齢を思い知らされました。

 

ひたすらハンドクリームを塗る

ハンドクリームを肌身離さず持ち歩き、水を触ったらすぐハンドクリームを塗るカサつきを感じたらすぐハンドクリームを塗るといったように、意識してハンドクリームを塗る生活を続けましたが、1週間もたたずに挫折。普段生活している中でそんなに頻繁にクリームを塗る余裕などないというのが実情でした。

 

それでも、小さな傷は粉を吹かなくなりました。ハンドクリームを今までよりも意識的に多く塗った成果だと思います。指先のひび割れに関してもぱっくり割れは防ぐことはできるようになりましたが、爪と皮膚の周り、爪溝にどうしてもトラブルが起きやすく、満足のいく結果にならず……。ひび割れに加えてあか切れも気になり始め、とにかくハンドクリームを頻繁に塗ろうという意識を持ちながら過ごしていました。

 

 

キャリアオイルとハンドクリームの組み合わせ

あるエッセンシャルオイルの活用法を学ぶワークショップに参加した私。そこで香油を作成して、その香油をハンドクリーム代わりに塗ったら、手の指がピカピカして若干皮膚が柔らかくなった気がしました。香油は、ココナッツオイルに好きなエッセンシャルオイルを数滴入れたものです。ロールオンタイプの容器を使用したので、必要な場所にピンポイントで塗ることができます。さらに、在宅時はオイルを塗った後にハンドクリームを塗って薄いゴム手袋をしながら3日間家事をしてみました。すると手全体がしっとりして、乾燥もひび割れも気にならないくらいに改善しました。

 

その後は手袋をせずに、日中はピンポントで気になる部分を香油でケアし、夜はしっかり香油を塗った後にハンドクリームを塗って、トラブルを未然に防いでいます。手の甲の粉吹きもひどくて、年相応の甲には見えなかったのですが、このケアを始めてから甲がツヤツヤになり若返ったような気持ちです。

 

まとめ

年齢を重ねて冬の乾燥に対して肌がより敏感になってきたような気がしています。しっかり毎日スキンケアを怠らないようにとは思いますが、忙しい日々の中では自分のことは後回しになってしまいがち。けれども今回、乾燥で手が荒れて痛みを十分味わったことで、これまでのスキンケアではだめなのだと実感しました。こまめなハンドケアを習慣にして、空気が乾燥する冬でも毎日を快適に過ごしたいです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

 

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著者:徳 衿唯

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