なんだか衝撃が…
まだ息子が2歳のころのお話です。実家がある九州から東京に戻る飛行機の中で、ずっと私のひざの上でおとなしくしていた息子が、窮屈なのと気圧のせいかぐずり始めました。夫と2人であやしながら、なんとか息子の気を逸らしたり楽な姿勢を探したりとあたふたしていたこともあり、最初は気づかなかったのですが、何となく真後ろから衝撃が来るような気がしました。息子が落ち着くと座席の異常もおさまるのですが、少しぐずり始めるとまたドンッと後ろから衝撃が……。夫が後ろの席をのぞいてみると、若い女性が座席を蹴っていました。静かな機内で度々ぐずってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、息子がぐずる度に蹴られるのでとても悲しかったです。
後味の悪いまま飛行機を降りて歩いていると、女性の隣に座っていた40代くらいの男性が追いかけてきて、「大丈夫でしたか? あまりにひどいから僕が注意しようかなと思っていたくらいです」と声をかけてくださりました。わざわざ追いかけてまで心配する気持ちを伝えにきてくれた男性に感謝した出来事です。
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作画/森田家
著者:歌山 晴子
5歳の息子と2歳の娘を育てるワーキングママ。義母と同居している。