いつもと違う冬
ある年の冬のこと。私が住んでいる地域では暖房をつけていないのに室内気温が20度あったときがありました。冬の寒さにはいつも悩まされていたので、例年とは違う暖かさにびっくり。冷えがひどい冬だと、私の場合は生理痛も強くなるため、おなかと腰にカイロを貼ったり、靴下を履いた上にブランケットをかけて仕事をしたりと、冷え対策が必須でした。
しかし、あたたかかったこの年は、そこまで生理痛がひどくならず、冷え対策や痛み止めを飲まなくてもいいくらい大丈夫だったのです。特にぽかぽかしている日中は、生理中だと忘れるほど普段通りの生活を送ることができました。
買い物へ行ったときに
そんなある日の夕方、夕飯の買い出しに行こうとスーパーへ向かうことにした私。暖冬とはいえど、日が沈むとやはり冷え、しだいにおなかに違和感を覚えるようになりました。そして、スーパーに着いたころには「これ……生理痛だ」とわかるほど強い痛みに。
夕飯の買い出しをするだけだったので、カイロや痛み止めは所持しておらず……。生理痛が本格化する前に、ササッと買い物を済ませて帰宅し、すぐにお風呂に入り体を温めました。その後、痛み止めも飲み、生理痛は無事に治まったのでよかったです。
暖冬だからといっても夜になると冷えるし、外は寒いので、生理痛がひどくならないよう冷え対策用品や痛み止めを常備しておくことが大事だと学びました。今では、いつ生理痛が起きても体をあたためて緩和できるように、ちょっと近所を歩くときでも、小さいカイロや痛み止めを持ち歩いています。
著者/花山 花子
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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