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1日たった2分でOK!太りやすい更年期の私が少しずつ痩せてきている理由とは【体験談】

毎朝、子どもを駅まで送ったついでに2〜3kmのランニングをするのがここ数年の日課です。ただ、痩せないどころか、体重が増えてしまいました。痩せにくく太りやすいのは同世代のママ友たちとのおしゃべりでもよく話題にのぼりますが、運動しても糖質制限しても大して痩せないなんて、かなり絶望的です。「運動の仕方が違う?」と思い、更年期に必要な運動について調べてみたことを紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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ランニングを続けているのに痩せない理由

ここ数年、近所の公園でランニングをするのが日課になっています。木陰の道を走り抜けるのはリフレッシュできて欠かせない時間なのですが、最近やや体が重く感じます。気になって体重計に乗ってみたところ、最後に測ってから体重が2kgも増えていました。食事も気を付けているし、ずっと走り続けているのに……。何も努力していないならわかりますが、毎日走っているのになぜ? これはさすがにショックでした。

 

そこで、なんとか元の体重に戻そうと、まずはランニングでどれくらいカロリーを消費するのか、計測してみることに。すると、なんと100kcalにも満たなかったのです。100kcalがどれくらいかとネットで調べてみると、バナナ2/3本! 食パン8枚切り2/3枚! もう走るのをやめようかと思いました。

 

しかし、冷静になって考えてみると痩せないのは当たり前です。夕飯で白米を抜いていますが、その反動かしばしば甘い物が無性に食べたくなってケーキを食べたり、日常的に甘い物をつまんだり。完全にカロリーオーバーだったのです。

 

さて、どうするべきか。食事制限をもう一度頑張れば一時的にはまた痩せるかもしれませんが、根本的な解決にはなりそうもありません。そこで、ランニングはリフレッシュの時間と思うことにしました。その上で、さらに痩せるための運動を見つけて、毎日の日課に取り入れてみることにしたのです。

 

痩せるために必要な運動とは?

プランク

 

そもそも若いころはすぐ痩せたのに、なぜ40歳を過ぎたころから痩せづらくなってしまったのか。まずは原因を調べてみました。更年期による女性ホルモンの変化が体重増加に影響しているようです。

 

閉経前後に脂質代謝を促す作用のある女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下し、いわゆるメタボになりやすい体へと変化していくそうです。加齢による筋肉や基礎代謝の減少も、痩せづらい原因の1つとのこと。さらに食事量を制限しても欧米型の食事や間食により摂取カロリーは変わらないという一文を見つけ、痩せない理由がよくわかりました。

 

そこで、ヨガインストラクターをしている友人に相談したところ、下半身を中心とした短時間の筋トレを提案されました。彼女がおすすめした運動は、1分間ずつのスクワット&プランクです。女性の筋肉量減少のピークは50代半ば。特に下半身の筋肉量が減少するため、そこを重点的に鍛えると基礎代謝を上げることになり、基礎代謝が上がれば体重が落ちやすくなるとのことで、早速、毎日続けてみることにしました。

 

 

1日2分の努力が実を結ぶ!?

体重計に乗る女性

 

毎日、たった2分の努力ですが、継続するようになって1カ月がたちました。ちょっと意外だったのですが、早くもおなか周りが少しスッキリしてきたような気がしています。いつものデニムをはいたときに「あれ、違うぞ」と感じています。

 

筋トレを始めたばかりのころは、特にスクワットがつらくて正直1分続かない日もありました。決して無理はしないこと、膝に頼らず、太ももの筋肉を意識して引き上げるようにとの友人のアドバイスに従い、回数を増やすことより1回ずつ丁寧におこなうことを心がけました。また、プランクも頭からおしりまで一直線になるよう、息子に監督をお願いしています。

 

息子と一緒におこなうようになってから、楽しく続けられるようになりました。体重は現在、0.5kg減。目標の2kg減まではまだまだですが、最近は甘い物も控えるようになってきています。まったく食べないわけでないのですが、例えば以前は2個食べていたのが1個になったり、洋菓子からあんこの入った和菓子に変わったり。せっかくの「2分の努力」を無駄にしたくないと考えるようになりました。

 

まとめ

ランニングで痩せようと思わなくなったため、走る時間に感じていた痩せないというストレスが軽減され、今ではリラックスして走れるようになっています。少し甘い物を控えて、筋トレを取り入れた新しい生活により、自分の体がどう変わっていくのかがこれから楽しみです。筋肉貯金という言葉もあるように、老後のためにお金も筋肉も今から少しずつためていきたいと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:みうママ

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