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「彼の口臭がドブ臭い…」相性は良く大好きな彼なのに、どうしても事実を伝えられず【体験談】

私はパートナーとの行為自体の相性よりも、そのときに感じるにおいがとても大切だと思っています。これは私がとても好きだった彼との夜の生活を巡るエピソードです。

 

私の譲れないポイント

私は、行為をする際にどうしても譲れないことがあります。それはにおいと雰囲気です。もちろん体の相性や気持ちの良さもとても大切だと思うのですが、目を閉じていても感じるものを大切にしたいって思ってしまいます。

 

かといって、「こんなにおいじゃないとダメ」というようなこだわりがあるわけではありません。集中できるような香りであれば問題ないのですが、当時の彼にはそこに問題があったのでした。

 

どうしても受け入れられない…

当時お付き合いしていた彼は、いわゆる行為はとてもじょうずでした。慣れているというよりも、私に合わせてしてくれるとても思いやりのある彼だったのです。

 

しかし、私は彼の口臭がどうしても気になってしまったのです。私はお酒もあまり飲めないですし、たばこも吸いません。かといって、相手からお酒やたばこのにおいがすることに嫌悪感を抱くこともありません。それは好みの問題ですし、お互いが妥協するべきポイントとは思えないからです。

 

しかし、彼の口臭はお酒ともたばことも違う、独特のものでした。言葉を選びますが、いわゆる「ドブのようなにおい」だったのです。そしてさらに問題だったのが、彼自身がその口臭に気付いていなかったことです。

 

 

どうしても伝えられずに

彼のことが大好きだったからこそ伝えてあげたかったのですが、何も気付いていない彼にそんなことを言うのはとても酷で、なかなか言いだせませんでした。

 

行為をするたびに甘いキスをしてくれる彼ですが、その気持ち良さよりも先に口臭のキツさが上回ってしまうのです。彼との口臭との格闘から始まる行為。それに耐えてる顔が、彼から見たら絶頂に耐えているかの顔にも見えたのかもしれません。

 

そのときの彼とは別の理由でお別れをしましたが、お別れをするまで彼にはそのことを伝えることはできませんでした。彼自身のことは大好きだったので、嫌な思い出ではないです。

 

まとめ

私は彼のことが本当に大好きでした。「だったら伝えるべきではないか」という考え方もあると思いますが、彼の傷つく顔を見ることがつらかったので私には伝えることができず、我慢するほうを選びました。好き同士だからこそ行為に伴う問題は生まれると思いますが、これからも良い恋愛をしていきたいと思いました。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

文/土井らん

イラスト/サトウユカ

 

 

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