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なんかモヤる…。彼氏の弟の彼女から「生理なんです」宣言。サニタリーボックスを準備したけれど…

当時お付き合いしていた彼と同棲していたときの話です。地方に住む彼の弟に、「彼女と一緒に都内に遊びに行くから、私たちの家に泊まりたい」とお願いされました。

会ったこともない彼の弟、初めて聞いた弟の彼女という遠い存在。そして、その彼女からは事前に「生理がかぶりそうだ」と言われました。

彼女のためにサニタリーボックスを購入

私と彼の家では、トイレにサニタリーボックスを置いていませんでした。トイレの棚に紙袋を置いておき、使い終わった生理用ナプキンはその都度、紙袋に入れてリビングにあるゴミ箱に捨てていたのです。サニタリーボックスを掃除する手間もないですし、臭いも気にならず、その捨て方が気に入っていました。

 

しかし、彼の弟の彼女がわが家に泊まることになり、しかも彼女から生理になるかもしれないと言われました。

 

そう言われたということは、「これはサニタリーボックスを用意すべき?」「予備のナプキンを購入すべきということ?」と思い、私は用意することにしたのでした。

 

サニタリーボックスの中には…

彼の弟とその彼女が泊まりにきた当日は、彼と3人で外食をしたよう。私は仕事で夜遅くに帰宅したため、2人とはほとんど会話をせず、朝に少し話をした程度でした。

 

2人で軽く話す時間はありましたが、そのときに何か生理用品について何かを言われることはなく……。

 

ただ、用意したサニタリーボックスは役に立ったようで、彼女が帰ったあとにはナプキンのゴミがどっさりと入っていました。もちろん、使ってもらうために置いたのですが、「何かひと言あってもよかったのでは……」と正直思ってしまった私がいました。

 

 

私は、他人の家のサニタリーボックスを使用するのは抵抗があります。どんなに親しい友人でも、使用済みのナプキンを捨てるのは申し訳ないという気持ちが大きいからです。生理中に友人宅に呼ばれたときはタンポンを使用してゴミを極力少なくし、出たゴミは持ち帰っています。

 

もし、自分が知人宅でナプキンを捨てなければならない状況になった場合は、相手に「捨てていいかな?」と確認してからにしようと思った出来事でした。

 

著者/新谷けご
イラスト/もふたむ

 

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