え、嘘でしょ!?
ある日、義母と小学2年生の次女が仲良くドラマを見ていたときのことです。私がキッチンで家事をしていたところ、突然義母のブチギレる声が。どうやら次女が「あー、このあと〇〇になるよね」とネタバレ発言をしたそう。2人が見ていたのは日本ドラマの韓国版リメイク。日本版ドラマを視聴済みの次女は、ドラマの展開を記憶していたのでしょう。すると義母が「ネタバレするな! どうして言うの!? あ〜あ、次女ちゃんのせいでもう見る気なくなっちゃった。もう何をする元気もない」と嫌味を言うのです! 次女はみるみるうちに顔色を変えて泣き始めます。私は本気でキレなくても……大人げないなぁ。とモヤっとします。するとその様子を見ていた小学5年生の長女が「おばあちゃん! 嫌なことされたときに、嫌なことで返しちゃダメだよ!」と注意しました。それは私が普段子どもたちに言っていること。義母はハッとし、次女に「そうよね……。次女ちゃんが嫌な気持ちになることを言ってごめんね」と謝り、仲直りしたのです。
ドラマの展開を楽しみにするあまり、不用意に次女を傷つけてしまった義母。しかし、腹が立ったからといって、子どもを傷つけていい理由にはなりません。私も同じことをしてしまわないように注意しようと思ったと同時に、普段言い聞かせていることが長女にしっかり伝わっているとわかり、うれしい気持ちに。これからも、相手の気持ちを思いやれる、やさしい心を持ち続けてほしいと感じた出来事です。
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作画/Pappayappa
著者:茂木 あずさ
小学5年生5と小学2年生、年長と2歳の子どもたちを育てるアラフォーママ 。4人それぞれの対応に追われて、あっという間に過ぎていく毎日。