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おなかの子は女の子だと言うと義母が「男の子を産んでよ!」え…?見かねた5歳の息子がビシッと一喝!

私が3歳と5歳の息子たちの育児に追われる中、娘を妊娠中に起こった出来事です。ある日、息子2人を連れ義母の家に遊びに行くと「男の子を産んでほしい!」と義母がひと言。その驚きの理由とは?

 

女の子は生意気!?

3歳と5歳の息子を妊娠しているとき、こうしなさい、ああしなさいと過干渉になることなく、特に何も言っていなかった義母。ただひとつ私が気になっていたのは、生まれてくる子どもの性別をやたら聞きたがることでした。

 

息子を妊娠中に私が「男の子みたいです」と義母に報告すると「そうなの!? 生まれるのが楽しみだわ」と孫に会えるのを心待ちにしている様子。生まれてからも「忙しいときは、いつでも私に預けていいのよ」とやさしく言ってくれていたので、私も安心して預けていました。

 

しばらくして、私は娘を妊娠。ある日、息子2人を連れ義母の家に遊びに行くことに。息子たちと遊びながら「今回も男の子?」と義母が尋ねてきました。「いえ! 今のところ女の子と言われています」と息子の妊娠中に性別をよく聞かれていたことを忘れ、さらりと答えた私。すると今まで穏やかだった義母が突然、強い口調で「男の子を産んでほしいわ!」とひと言。思ってもいなかった反応に困惑しながらも「女の子もかわいいと思いますよ……」と私は返答します。すかさず義母は「女の子なんて生意気じゃない! ちっともかわいいと思わないわ」と馬鹿にしたような大きな声をあげました。

 

すると、返す言葉もなくうつむく私に気づいた5歳の長男が「ばあば黙って! 生まれてくる赤ちゃんに聞こえちゃうでしょ!」と言ってくれたのです。溺愛していた孫の言葉にハッとした義母。しどろもどろになりながら「ち、違うのよ……。小さいときは男の子のほうがかわいいと思ったのよ……」と言い残し、急いでその場から立ち去りました。長男が義母にビシッと言ってくれたおかげで、私のモヤモヤした気持ちもスカッと晴れたのでした。

 

女の子というだけで「生意気」と決めつけていた義母はその後、改めて謝罪してくれました。義母の発言にイラッとしたのですが、私も「男の子だから泣かないの」と息子たちに言った経験があります。子どもの性格は性別で決まるものではないと改めて気づかされた出来事でした。
 

 

著者:岩本なみえ/30代・ライター。1歳、3歳、5歳の天真らんまんな兄妹を育てる3児の母。休日に子どもたちと近所のいろいろな公園にお出かけするのが最近のブーム。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)

 

 

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