もう少しだけ頼めないかな…?
幼稚園の準備をまったくしていなかったナツミさんは、アドバイスをしても「無理」、作った袋を見ると「ちょうだい」とワガママ放題。
さらには「手伝ってくれたら夫も喜ぶよ」と、自分の夫がチヒロさんの上司であることを引き合いに出して脅してきます。
さすがにひどいと思ったチヒロさんが反論するとナツミさんは怒って出ていきましたが、その日から毎日のように幼稚園準備についての質問責めにあうようになってしまいました……。
ナツミさんの質問責めに疲れ果てたチヒロさんは、夫の貴大さんに「これってずっと続けないといけないのかな……」と愚痴をこぼします。
夫は、「奥さんもまだ環境が変わったばかりで大変なんだと思う」と言い、もう少しだけナツミさんの相手を頼めないかとお願いしてきました。
たしかに夫の立場を考えると、ナツミさんのことを無碍にはできません。
チヒロさんは自分の気持ちにふたをして「不安な気持ちくらい受け止めてあげよう」と決心するのですが……。
上司の妻が自分の妻を頼っている……という状況を聞けば、たしかに貴大さんの立場ではもう少しだけ妻にがんばってほしいという気持ちもわからなくはありません。しかし、あきらかにチヒロさんは疲れきっています。このようなときは、一番に妻の気持ちに寄り添ってほしいと思ってしまいますが、チヒロさんがこれ以上負担をかけられないよう祈りたいものですね。
-
前の話を読む9話
「夫の評価に関わる!?」上司の妻から無茶なお願い→断ろうとすると、衝撃の返答をされ… #図々しいママ友 9
-
次の話を読む11話
「そんなの最低じゃん!」自分の家庭を上げて、人の家庭を落とすママ友→ママ友の困った性格に周囲は… #図々しいママ友 11
-
最初から読む1話
「こんなことする人って…」身に覚えのない荷物が届く日々→思い当たる人物は、まさかの… #図々しいママ友 1