タレをたっぷりつけて食べたい!
ひと口大に切った鶏むね肉に、卵の衣をつけて焼く「親子焼き」に、にんにくやごまが香ばしいタレを添えたひと皿です。
ふんわり仕上がった鶏肉も、濃厚なタレも、それぞれ単体でも作りたいほどの完成度。
簡単にできるので、手軽に作ってアレンジを楽しむのもいいですね。
大原千鶴さんの「鶏むね肉の親子焼き ごまねぎじょうゆ」の作り方
材料(2人分)
・鶏むね肉…1枚 (300g)
・塩…少々
・小麦粉…大さじ1
・卵…1個
・ごま油…大さじ2(焼き用)
【ごまねぎじょうゆ】(約半量を使用)
・みりん…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1
・すり白ごま…大さじ1
・ごま油…小さじ1
・おろしにんにく…少々
・一味唐辛子…少々
・万能ネギの小口切り…少々
作り方①タレを作る
はじめに、ごまねぎじょうゆを作りましょう。
みりんのアルコールをとばすため、耐熱容器にみりんを入れ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で30秒温めます。
【ごまねぎじょうゆ】の残りの材料をすべて入れ、よく混ぜたらタレの完成。
保存容器に入れて5日間冷蔵庫で保存できます。
焼いた野菜や豚肉にもよく合いますよ。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
作り方②鶏肉を蒸し焼きにする
卵はボウルに溶きほぐしておきます。
皮を剥がした鶏肉を、ひと口大にそぎ切りし、塩を振ったら、、小麦粉を手でしっかりまぶしましょう。
溶き卵の入ったボウルに、鶏肉を入れ、卵を全体によく絡めます。
フライパンにごま油を熱し、一切れずつ肉を並べ、残った溶き卵を全体にまわしかけます。
蓋をして2分、途中で返して1〜2分、蒸し焼きしましょう。
火が通ったら、網の上に取り出して2分ほど休ませると、水分が飛び、お肉がべたっとしません。
器に、ちぎったリーフレタス(分量外)と一緒に盛り付け、ごまねぎじょうゆを添えたら完成です。
これはナゲット?
ビックリするほど、しっとりとふんわりした食感のお肉は、まるでナゲットのよう。
まわりの衣がふわふわ感を増しています。
卵の衣に、ごまたっぷりのタレがよく染みるので、ご飯のおかずにもってこいです!
たっぷりご飯を用意しておいてくださいね。
淡白な鶏肉に、にんにくが効いたタレがバッチリの相性。
ねぎとごまがたっぷり入っていて濃厚ですが、さっぱりと食べられます。
ふわふわ柔らかい鶏肉は、子どもにも大好評でしたでした。
唐辛子やネギが効いたタレが苦手な場合は、ケチャップ(分量外)をつけてもいいです。
筆者は甘めのマスタードソース(分量外)をつけて食べてみましたが、これもバッチリでした。
お肉とタレ、それぞれがアレンジできるこのレシピ、最強ですね!
お酒好きの方には、余った鶏皮で作る、おつまみをご紹介します。
ご飯の前に軽く一杯、簡単にできるおつまみで楽しみたいですね。
大原千鶴さんの【鶏皮と玉ねぎの串焼き】の作り方
材料(1人分)
・玉ねぎ…1/4個 (50g)
・鶏皮…1枚分 (約20g)
・油…小さじ1
・レモン(くし切り)…1切れ
作り方①鶏皮を玉ねぎに巻く
玉ねぎはくし切り、鶏皮は巻きやすい大きさに、3〜4等分にします。
玉ねぎを鶏皮で巻いて、ほどけないように楊枝で留めたら、塩(分量外)を少し振ります。
作り方②フライパンで焼く
油を入れたフライパンに並べて火にかけ、蓋をして2〜3分蒸し焼きにします。
鶏皮に火が通り、白っぽくなるまで、返しながらこんがり焼き色がつくまで焼きましょう。
お皿に移し、レモンを添えたら完成。
パリうま!
パリパリに焼いているので、鶏皮の脂はまったく気になりません。玉ねぎの甘さと添えたレモンでさっぱり食べられます。
まるで焼鳥屋さんのような出来栄えに、家族もびっくりしていました。
パリっと香ばしい鶏皮がクセになります!
鶏むね肉はやっぱりコスパ最強だった!
比較的買いやすいお値段の鶏むね肉で、ナゲットのようなふわふわの焼き物や、焼鳥屋さんみたいなおつまみが作れるなんて、嬉しいですね。
鶏むね肉1枚で、家族で楽しめる献立が完成します。
どちらも簡単にできるので、ぜひ作ってみてください。