目に砂が入ったのに…
3歳の娘がすべり台の階段を登っていたときのこと。上にいた男の子が払った砂が娘の目に入り、娘は「目が痛い! 砂入ったぁ!」と泣き出してしまいました。心配して駆け寄りましたが、涙で流れたのかすぐに娘は落ち着き、遊び出したので、大したことではないようだとホッと一安心。
しかし、少しモヤモヤが。上にいた男の子のお母さんもその様子を見ていたはずなのですが、気づかないふりをしたのです。少し砂がかかっただけの場合はそこまで思いませんが、痛いと泣いている姿を見ても謝罪や心配すらしてもらえないのは、違和感がありました。
モヤモヤしたままその日は帰宅しましたが、後日公園でそのお母さんが「先日は息子がすみませんでした」と謝ってきてくれました。話を聞くと、ほかのお母さんから「息子くんはわざとしたわけじゃないだろうけれど、きちんと謝ったほうがいいと思うよ」と言われたそう。
謝ってもらったことで、私のモヤモヤはおさまりました。謝るように言ってくれたほかのお母さんには感謝です。私も周囲への気配りをしていきたいと思った出来事でした。
著者:富安千秋/女性・主婦。3歳の女の子と夫との3人暮らし。平日はワンオペ育児なのも相まって、食べむらが激しい娘との食事はいつもヘトヘト。
イラスト:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています