待ちにまった、ランチ会
子ども抜きでママ友とランチ。それは、育児に追われる日々の中で、私にとって大きなご褒美でした。いつもは公園で、週1回ほどの頻度で会っていたママ友親子がいるのですが、公園では子どもを見ながらでゆっくり話すことができません。
いつも会話は中途半端になるので、「今度は2人でゆっくりランチしよう」と話が盛り上がり、1カ月以上前から予定を合わせて、この日を心待ちにしていました。
お互いの最寄駅の中間で
お店はお互いの最寄り駅の中間地点にある、イタリアンレストランを予約しました。「子どもがいないだけで、こんなにも落ち着いて話せるんだ」と、感動するほど、心が解放された気分でした。ランチコースをゆっくり楽しみながら、3時間もおしゃべりに花が咲き、「また来ようね」と笑い合ったひとときでした。
お会計のときにおや…?
会計の際、お店の都合で別会計ができず、私が2人分をクレジットカードでまとめて支払うことになりました。「現金持ってなくて……次に返すね」と言われ、私は「いいよ」と軽く受け流しました。
しかし、その後、何度か顔を合わせる機会があったにもかかわらず、返金の話は出ず……。数回遊んだ後に、思いきってLINEでやんわりと聞いてみたところ、「ごめん、次に会ったときに!」との返事。
けれど、その「次」でもやはり返してもらえず、こちらもギクシャクしたくないという思いから再度は言い出せず、結局そのままになってしまいました。
今回の出来事から、「金銭のやりとりは曖昧にせず、きちんとその場で完結させることの大切さ」を学びました。親しい間柄であっても、お金の話を後回しにすると気まずくなり、関係にも影響が出てしまうのだと感じました。
正直なところ、その後もママ友からの返金はなく、何となく言い出せず、もう返ってこないかもしれないな……と半ば諦めている状況です。
その後、私から積極的にママ友をお誘いすることはなくなりましたが、今後同じようなことがあったときは、その場ですぐに現金で返金をしてもらうか、後日返金をしてもらうときには期日をきちんと決めて曖昧にならないようにしようと心に決めました。
親しくなっても、お金のことをいい加減にしてしまうととても嫌な気持ちになるものです。お互いが心地良い関係を続けていくためにも、お金の貸し借りは極力せず、やむを得ず貸し借りが生じたときは、小さなルールや配慮が必要だと改めて感じました。
著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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