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「先生、助けて!」ツラすぎる!生理痛と下痢のダブルパンチ。保健室に駆け込んだ私が渡された物は

私は生理の際、痛みだけでなくもう1つの悩みがあります。それは「下痢」です。なぜか生理がくると必ず下痢になるので、頭を悩ませていました。

トイレから出られない

毎月生理がくるたび痛みに襲われます。しかも私の場合、生理中に必ずと言っていいほど下痢にも悩まされていました。トイレに入ると経血がダラダラで、同時に下痢も止まらず、しばらくトイレから出ることができないのです。

 

高校生時代は一番ひどかった記憶があります。ある日、生理痛と下痢のひどさでパニックになり、「先生、助けて!」と叫びながら保健室に駆け込んだこともありました。

 

救世主は保健室の先生

保健室の先生が女性だったこともあって、保健室は女子生徒の駆け込み寺のような存在でした。その日は痛すぎてめまいがしたので、休み時間は保健室のベッドに横になることに。

 

すると、先生が湯たんぽを作ってくれたのです。プラスチック製の湯たんぽにお湯を入れ、タオルで巻いて私のおなかにあててくれました。「おへその下あたりにあててごらん」と言われ、数分そのままの状態で過ごしました。すると、温められたおかげか痛みが軽くなった気がしたのです。

 

下痢の原因は冷えだった?

保健室の先生いわく、体が冷えていると生理中に下痢になりやすいことがあるとのこと。そのため、私に湯たんぽを渡してくれたのです。

 

使い捨てカイロをおなかにあてたり、腹巻を巻いておなかを冷やさないようにとのアドバイスと、「生理中はいつも以上に体を大切にね」と言ってくれました。

 

 

もちろん、保健室の先生からは、一度病院でしっかり診てもらうようにとも言われました。そのため、親に連れられて婦人科を訪れたのですが、特に病気は見つからず、親子ともどもホッとしたのでした。

 

※生理中に下痢になるのは、冷えも1つの原因ですが、生理が始まるとプロスタグランジンが分泌され、プロスタグランジンは、子宮だけでなく腸の動きも活発にする働きがあるため、下痢が生じやすくなります。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者/浦部さくら

 

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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